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転生したらドラゴンだった!?

 あれ…………真っ暗だ。何も見えない。だけど何かが当たる感触がある。誰かが出社してきて毛布か何かを被せてくれたのだろうか?とりあえず毛布をどかそう。

 ピキッ

 ん?何だこの音。卵が割れる感じの音に似ている。俺の方から聞こえてくる?

 はっ!!!!

誰かが俺に卵をぶっかける悪戯でもしようとしているのか?そんなこと誰が………あのクソ上司だな。絶対そうだ。だったら早く起きないと頭に卵をぶっかけられちまう。

 そうして力任せに勢いよく起きた。

 ピキピキピキ……バリバリバリ

 ん?やけに眩しいな。デスクの光ってこんなに眩しかったか?取り敢えずクソ上司にやめるように言うか。

「ピギャッ!ピギャピギャ!!(クソ上司!朝っぱらから変な悪戯するな!!)

 …………?なんだ、今の。どういうことだ?なんで俺の声が鳥みたいな鳴き声になってんだ?あれ、よく見るといつもと景色違うし、視点も低いし………どうなってんだコレ!!!???

 そこは、緑の大自然に木々が風の音を奏でている場所だった。しかも、自分の体を見るなり手足にはかぎ爪みたいなものがあり、尻にはトカゲの尻尾みたいなものがやゆらゆら動いていた。

おおおお、落ち着け俺。取り敢えず状況把握だ。ええと周りは右は草木、左も草木、真正面や真後ろまで草木が立派に生い茂る森だな!うん、森!………なんで俺こんなとこにいんだよ!?さっきまで会社にいたじゃねえか!マジで意味分かんねぇ………



    ────数時間後────

 つまりあれだな。前までよく読んでたライトノベルの異世界転生ってやつだな。異世界転生なんて人間の想像だと思ったけど本当だったんだな。

 ってことは、俺はあっちで死んでこっちに来たってことだな。

「ピギャピギャ。………………ピピギャァーー!!(ってことはクソ上司にもう会わなくていいんだな。………………よっしゃぁーーーー!!)」

 遂にだ!遂にあのクソ上司の呪縛から解き放たれた!!よっしゃあ、これで俺は自由だー!!それにここは異世界っぽいし多分あの言葉を言ったらし出てくるんだろうな。よし、なら早速やってみよう!!

「ピギャーギャギャーギャ!(ステータスオープン!)

 ちょっと恥ずかしいなこれ。

     ポン

───────────────────────【名前】 なし

【種族】 ベビードラゴン

【性別】 ♀

【状態】 異常なし

【レベル】 1/25

【HP(体力)】 50/50

【MP(魔力)】 70/70

【STR(筋力)】 11

【VIT(耐久)】 8

【DEX(器用)】 9

【INT(知力)】 24(20%↑)

【AGI(敏捷)】 14

【LUK(幸運)】 5

【称号】転生者(異世界に転生した者が手に入れることができる称号。知力に20%の補正が入る) 

【スキル】 ベビーブレスLv1 引っ掻くLv1

噛みつくLv1 転がるLv1

──────────────────────

……………………いろいろと突っ込み所があるが一番気になるのは『【性別】♀』だ!『【性別】♀』って何だよ!♀って!俺は男だぞ!?それともあれか?!異世界だから性転換しててもおかしくないですよってか?ふざけんなぁーー!!俺は元々男何だよ!

 ハァハァハァ………クソ。性別は変えられないからこれはもう諦めよう。次にこれだ。『【知力】 24』………これは多分、俺が転生者だからだろう。称号の『【転生者】』も転生者だから補正が入ってるっぽいし。

 まぁ気になるものは大体分かったし取り敢えず森の中を探検してみよう。決して♀になってしまったから現実逃避したんじゃないよ?本当だよ?

 どうせどこを歩いても森だし適当に歩くか。

 いろいろと飲み込んできた俺は森を探検してみることにした。

この話を気に入っていただけた方、「続きが読みたい」と思われた方はブックマークや、広告の下にある評価をして頂けるとモチベーションとテンションが爆上がりします!




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