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小説家、なってもいい?  作者: 大空翔
小説書き始めました!
1/1

1話 はじまり

眩しい朝日によって目が覚める。眠たい体を起こすため顔を洗う。ご飯を食べて歯磨きをし、学校に行く準備をする。

そんな当たり前の日常に感謝しながら学校に向かう。


そんな僕こと、『書上 巧』は登校していた。成績は中の上くらいで顔は普通。友達もそこそこいる至って普通の高校生である。


「なにか夢中になれるもの、ないかなぁ。」


「朝からなにボソボソ言ってんだよ…。」


「うわぁ!びっくりしたぁ。おはよふ〜明。」


こいつは中学からの友達の暁月明アカツキアキラで家が近くよく一緒に登校している。


「おはよ巧。んで?なんの話してたんだ?」


「最近小説『蒼の空』を読み終わって暇だし、なにかやることないのかなぁって思ってな。」


「お前はなにをやってもすぐ飽きるし夢中になれることって聞かれたら答えられないからなぁ。」


「そこなんだよ。なにかないかな…。」


「もうすぐで夏休みだしなぁ。」


「んー…。」


「悩むのもいいけどまず学校に取り敢えずいこうぜ?」


「わかった。」




「おはよふ〜沙由里。」


「おはよっ巧!もう慣れたよ、その挨拶の仕方。」


「そう?」


「うん。明もおはよ!」


「おはよ沙由里。」


こいつも中学からの友達で大沢沙由里オオサワサユリ。可愛く明るい活発系女子。何故仲良く慣れたのかわからないんだよなぁ。


「おはよう巧、明、沙由里!」


「おはよふ〜真衣。」


「おはよ真衣。」


「おはよ!珍しく遅いね今日。」


「今日寝坊しちゃって少し遅くなっちゃったんだ!」


こいつは高校でできた友達の中嶋真衣ナカジママイ。こいつも沙由里と同じく可愛く明るい活発系女子。沙由里と同様何故仲良く慣れたのかわからない。


「へぇ〜。真衣が寝坊することって本当に珍しいな。」


「ね〜!もうすぐHRだし席ついとこっか。」


「そうだね。また後で!」


確か今日って夏休みの宿題わかるんだっけ。嫌だなぁ。


「それではHRを始める。といっても今日は簡単にする。後で夏休みの宿題の内容が書いてある紙を配る。よく見とけよ。今回は選択課題がある。『描絵』『短歌または俳句』そして『小説』だ。この中から選んでやること。」


小説?こんなの初めて。


「以上だ。質問のある奴は後で直接聞きに来い。これでHRは終了だ。」


「なぁ巧。お前選択課題どうすんだ?」


「僕は…『小説』に挑戦してみよっかなって思ってる。」


「…まじ?」


「まじ。」


「私も小説にする。だっていつも書いてるもん。」


「沙由里も?いつも書いてるってどういうこと?」


「あ、いってなかったっけ?私はあまり大きな声でいえないけど小説『蒼の空』の作者、『蒼空薫』だからね。」


「…本当?あの有名な小説『蒼の空』の?」


「そうそう!小説書くの楽しいよ〜!絶対ハマるから巧!」


「そ、そうなんだ…。」


「真衣は?」


「私は描絵にするつもり。明はなにするの?」


「面倒くさいから俳句にするよ。適当にやる。」


「明らしいね。沙由里の件はさすがに驚いたけど巧も書くなんてびっくりしたよ。」


「そうかな?あ、『蒼の空』さ僕が面白いなって思った数少ない小説の一つだから沙由里の件のほうがびっくりしたよ。」


「そうなの?巧に面白いって思われてて凄く嬉しいよ!」


「巧。小説書くなら私たちに見してよ。原稿とか。」


「別にいいよ。」


「楽しみにしとくね!」


「小説を書くこと。それが僕の夢中になれるものになったら嬉しいな…。」



どうでしたか?誤字脱字があれば是非指摘よろしくお願いします!感想等もお待ちしてます!

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