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啼鳥等來

●●○○○●◎

毎起朝光啼鳥回

○○●●●○◎

貧穰貴賤不疎來

○○●●○○●

黄唐雖古同居處

●●○○○●◎

則曉人爲天地孩


【句形】

七言絶句、仄起こり、上平十灰(回來孩)


【語釈】

啼鳥…孟浩然・春暁「処処聞――」

貧穰…平仄を合わせるために「貧富」を改変

黄唐一句…陶淵明「黄唐莫逮、慨独在余」


【訓読】

朝光に起くるごとに啼鳥(ていてう)回(めぐ)り

貧穣(ひんじゃう)貴賤 疎まずして来たる

黄唐古しといへども居処を同じくし

則ち暁(さと)る 人は天地の孩(こ)たり


【大意】

朝日の光で目覚めさせられ、鳴き声をあげる鳥がまた戻ってくる。彼らは地位や財産に関わらず平等に人間の元に来る。

黄帝の御世から遠く離れてしまったけれども彼らがいた場所と同じ所に人間はいる。

そして、我々は天地から生まれた子だと悟る。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 前作の『自改之志』と併せて、以前の「迷いと煩悶」から一歩踏み出し、ひと皮剥けた様で快く感じました。
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