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寒門燕雀
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寒門困賤不能材
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勢族常全新達才
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鴻鵠自稱難變位
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茫茫燕雀飽其哀
【句形】
七言絶句、平起こり、上平10灰(材、才、哀)
【語釈】
寒門……家格の低い一族。西晋、劉毅「上品無寒門、下品無勢族」
鴻鵠……大鳥。大器となる人物。史記「燕雀安知鴻鵠之志哉」
【訓読】
寒門は賤さに(くる)しみて材たるあたはず
勢族常に全ければ新たに才に達る
鴻鵠自稱して位は変へがたし
茫茫たる燕雀 其の哀しみに飽く
【大意】
恵まれた環境にいる人間はますます新たな才能を手に入れるが、家柄の低い人間には栄達の機会はほとんどないことを歌う。




