桜の花びらが東風に乗って━小さな英雄たちの物語━
人生に絶望していた「僕」は、中国地方のある片田舎に住んでいる。生きている意味が分からない、死に場所を探していた3年前の春、窓の外に見える桜並木がふと眼に止まった。その桜並木は、川沿いに数キロにわたって続き、木の高さは4~5メートル、たぶん樹齢は60年ぐらいになる。長い間気にもしていなかったが、この地方で春になるとふく暖かい東風に乗ってひらひらと舞う花びらを見ていると不思議と、心の中が暖かく、生きる希望が湧いてくるような気がした。この桜は、いつ、だれが、なぜ植えたのか?桜に癒された「僕」は、この疑問を解き明かす中で、生きる希望を見つけ出していく。
小さな英雄たちへ捧げる賛歌
2017/04/03 13:27
(改)
英雄のいない国?
2017/04/03 13:41
懐かしい声は桜の花びらに乗って
2017/04/08 12:37
あの桜の木は、何だろう
2017/04/10 14:24
橋本正義、とある戦中派の平凡な男
2017/04/13 13:41