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これは、色の無い世界か。

今回も短いです。

なお、今回から主役が登場します。

お姉ちゃんがカーテンを開く音が聞こえる。


もう、朝なんだ。


今日も晴れみたい。何も見えないけどね。


じゃあ、なんで分かるかって?


おひさまの暖かい光が肌で感じ取れるから。


お姉ちゃんが、わたしの頭を撫でてくる。


これは、「おはよう」のあいさつ。


お姉ちゃんは事故のせいで耳が悪くなって、自分の声も聞こえなくなっちゃったから、普通に喋ることができない。

だから、こうやって合図をして、わたしに気持ちを伝えるの。


わたしは

「おはよう、お姉ちゃん」

って言った。


お姉ちゃんは退院する前に、リハビリや訓練をして読唇術を覚えたから、声は聞こえなくても唇の動きでその人が何を言っているのか分かるの。すごいでしょ。わたしの自慢のお姉ちゃんだもん。


さて、今日も学校に行く準備をしなくちゃ。


お姉ちゃんが、ベッドの傍に立てかけてあった松葉杖を取ってくれた。

わたしは、お姉ちゃんに支えてもらいながら立ち上がる。


わたしの肩に手を置いて、同じくらいの歩幅で歩きだす。


本当はここまでしなくても壁伝いに部屋の扉までたどり着けるのだけど、お姉ちゃんは心配性だから。


でもね、今は、この優しさに甘えたかったの。


わたしは、お姉ちゃんが大好きだから。

どうも、壊れ始めたラジオです。

今回から本編に突入しました。

いろいろと変更を加え、章をつくりました。内容に変わりはありませんので、引き続きお楽しみください。


このお話を投稿しようと思い、ふと小説情報を見てみたら、何とブックマーク登録されており、驚きと嬉しさで失神しそうでした。

このことにうぬぼれないように、これからも頑張っていきます。不定期更新ですが、温かい目で待っていてくれることを願っています。なお、感想や指摘があれば、出来る限り改善していきます。目指すはブックマーク登録10件です。


また皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。それでは次回。



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