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雪降る君に   作者: ハル
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1(3)

「気にすんなよ。あいつ変わってるんだ」



呆然と上がっていた手を下ろし、

俺は声をかけてきたほうを見た。



前の席からこちらに体を捻じっている

坊主頭がいた。



さっき武藤が名前を言っていたような……



「そうなのか。えっと、上野だっけ?」



「ああ、涼太でいいよ。俺、野球部。

五十嵐はどうすんの?」



「んー、ドアノブ?」



「なんじゃそりゃ」



俺は上野と一緒に教室を出た。



女子がずっとみてきているのには

気づいていたが、今のところは上野と

話していれば大丈夫そうだ。



だがこの時期は男でも、

女でも気をつけなけばならない。



上野の話を聞きながら、

俺はため息をついた。



「…暑い」






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