第1話 キャラクリエイト
もしかしたらサブタイトルは〇〇話になるかもしれません
サモナー→テイマーに修正
「ふう...今日も学校疲れた...
なんだこの荷物...えーっとなになに…………!?
LCO(Last Create Onlineの略称)の抽選当たった!?」
俺は璃断…
面白そうなVRMMOがあるとのことで当たらない覚悟で申し込んだが運良く当たったようだ
「お兄ちゃんうるさい」
こいつは俺の妹の優璃…仲良くもないが悪くもないそんな関係
ちなみに妹の方はβテスターとして機種を貰えたそうだ...こちとら貯めてた小遣いほぼ使い果たしたってのに
*当たったら口座から引き落とされる形式です。
「さーせん」
まあ今回のは確実に俺が悪いので謝っとくのが早いだろう...
俺は興奮したテンションのままLCOの説明書を読む…
「ふむふむ…届く時間の不平等さをなくすためサービス開始は6/12からにさせていただきます...
明日か...まあキャラクリは事前からできるみたいだしいいかな...」
しっかりと説明書の隅々まで目を通し…キャラクリのためにVRMMOにログインした
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「ようこそLCOの世界へ
私はキャラクリエイトを担当させていただくC-742でございます
はじめにPNをお聞きしてもよろしいでしょうか」
と何もない空間からいきなり声が聞こえてきた
キャラクリエイトの世界は説明書の通りの電脳空間のようだ
「リタでお願いします」
本名ではあるが名前を考えるのがめんどくさいのでそのまま行く
「重複確認……重複なし
禁止ネーム確認………相当なし
はい大丈夫です。」
一応予想どうり届いてすぐだったので重複する名前はなかった…
もしあったらどうしようと思っていたが……
「次に種族を決めていただきます。
事前情報にあった通り
ヒューマン
獣人
エルフ
ドワーフ
天使
悪魔
竜人
魔族
吸血鬼
妖精
から選んでいただきます。
種族についての説明は必要でしょうか?」
ここは事前情報の通りのようだ…一応知ってはいるが説明を受けとこうと思う
「お願いします」
「はいわかりました。
まず平均的なのがヒューマンになっています。
プレイスタイルを決めていない人や初心者などにはオススメです。
そして全てのステがヒューマンより優れているのが悪魔になります。
ただし弱点が多いのでそこも注意が必要です。
次に物理に特化しているのは獣人ですね。
獣人は猫の獣人や犬の獣人のように動物の種類を選ぶことができます。
そして選んだ動物によって種族スキルが変動します。
次に魔法に特化しているのがエルフです。
種族スキルが周りと違ってシンプルで魔法の威力が増加するだけというのが最大の特徴です。
倍率になっているので弱いどころか強い部類ですけど…
次に生産に特化しているのがドワーフになっています。
各種生産をしたい方にはオススメです。
ただこの種族じゃないから生産ができないわけではないです。
戦闘もしたいよっていう方にはオススメしません。
次に防御能力に特化しているのが天使です。
攻撃能力の一切がありませんがその代わり防御能力は全種族トップです。
タンカーとかしたい方にはオススメです。
次に全ステが高い悪魔と弱点が異なっているのが竜人です。
悪魔と違うのはPTメンバーには迷惑をかけない点ですね。
次に速度に特化しているのが妖精です。
職業の盗賊や暗殺者などに向いてますね。
次に純粋なHP、MPが多いのが吸血鬼です。
ステータスのごり押しができるのがこの種族です。
最後にスキルに特化しているのが魔族です。
スキルに特化した分純粋な能力値でみたら全種族最低値になっています。
そして吸血鬼と魔族はHPもしくはMPが特殊な伸び方になっていて初期100で個別の成長率がついています。
あとはこの中からだとハーフというのも選択できます。
獣人とエルフのハーフとかになるとほとんどヒューマンと変わらなくなりますが物によっては長所をさらに伸ばすことも可能です。なお竜人のみハーフが選択出来ません。
最後にランダムという選択肢があります。
この選択をすると通常の選択肢にいない特殊な種族が低確率で選ばれることがあります。さらにハーフも極低確率で選ばれることがあります。
ただし一度選んでしまうと変更ができないので注意してください。
以上です。何か質問はございますか?」
うん、長い……
ただハーフとランダムというのもあるんだな…事前情報にはなかったから初めて知った…
ただ俺はもう決まってしまっているので選ぶことはないだろう…
「いいえありません」
「無いようなので種族を選んでいただきます。
どれになさいますか?」
「魔族でお願いします」
そう俺はこのゲームの種族を見たときから魔族で行こうと決めていたのだ。
サモナーにする上ではデメリットがあってないようなものだからね…
「はい了解しました。
次に職業です。
一覧を表示するのでこの中から選んでください
剣士
槍士
斧士
弓士
鞭士
・
・
・
・
サモナー
召喚士
ネクロマンサー
・
・
・
・
調合士
鑑定士」
多い多い……これは事前に決めてなかったら相当迷うところだな…
「テイマーでお願いします。」
「はい了解しました。
次はスキルの所得です。
スキルはバッシブ5枠、アクティブ5枠になっています。
SPが100ありますので自由にスキルをとっていただければと思います。
もちろん枠を使いきらなくても大丈夫ですしSPを残しても大丈夫です。」
言い終わると目の前に
バッシブ()()()()()
アクティブ()()()()()
SP100
という表示が出てきた。
括弧をタップすると獲得できるスキル一覧が表示された。
悩むこと1時間……
スキル編成はこのようになった
バッシブ(従魔会話)(従魔変異率上昇)()()()
アクティブ(隠密lv1)(騎乗lv1)(簡易鑑定lv1)(付与魔法lv1)()
SP0
うん…わかってる…変異率上昇(SP50)とか効果がわからないやつとって無駄にした感はある…
ただなんとなく惹かれたんよ……
「はい…これで大丈夫ですか?
変更はこれが終わればできなくなりますよ」
心なしか呆れた目をしているよに見える…仕方ないじゃ無いか…従魔を可愛がりたいんよ…
「…はい大丈夫です」
「わかりました。
次はユニークスキルの作成に移ります。」
同じように言い終わると表示が出てきた
名前
効果
まあやることは簡単だ…スキル名と効果を入れればいい。
バッシブもアクティブも作れるらしい…んでレベル制にすれば最初は弱いが後はかなり強くなるらしいし、
使用回数や使用時のデメリットを作れば効果が強くできるらしい…
俺は決めてきたのでささっと入力した
名前 大器晩成
効果 従魔の成長率が遅くなる(2倍)
その代わりに成長時のSP獲得量とステータス上昇量が上がる(1.5倍)
「以上で大丈夫でしょうか?」
「はい」
「バランス確認……問題なし
はい大丈夫です。最後にステータス一覧を表示します。
名前 リタ
種族 魔族lv.1
職業 主 見習いテイマーlv.1 副 ()
HP 190
MP 100(S)*1.5
STR 10(E)
DEF 10(E)
INT 10(E)
POW 10(E)
SPD 10(E)
DEX 10(E)
LUC 47
SP 0
JP 10
ユニークスキル 大器晩成lv-
種族スキル スキル補正(大)
職業スキル テイムlv-
バッシブスキル 2/5
獣魔会話lv-、獣魔変異率上昇lv-
アクティブスキル 4/5
隠密lv1、騎乗lv1、簡易鑑定lv1、付与魔法lv1
獣魔0/3
となっています。質問等はございますか?」
…まあ予想どうりステータスはボロボロだな…
ただ見覚えの無い数値が一つ…
「MPの横についている1.5はなんの数字ですか?」
「はい、それは職業補正になっています。
戦士だとSTRに*1.5が付きます。
他に質問はございますか?」
んーなるほど…職業補正か…
「いいえ、大丈夫です。」
「はいわかりました。
以上でキャラクリエイトを終了いたします。
サービス開始をお待ちください」
と言って俺は現実に戻された。
酷評でもいいので感想お待ちしております
古い端末を使ってるので顔文字が打てないとかいうどうでもいい話...
倍率高いのに抽選当たるとか主人公補正...まあ当たらないと物語始まりませんし...
妹がいるのはテンプレだよね...
ユニークスキルとかパクリだけども…許してクレメンス…