思い出は空の向こうに・・・
そのあと私は無事家に帰った。
それからの私は、本気で恋をすることも、自分から思いを伝えることも出来るようになった。
それは全部優のおかげ……。
だから今私は、建一と一緒にいることが出来ている。
きっといつ思い出しても私は、何度でも心が暖かくなるんだと思う。
優は初めての気持ちをくれた大切な人だから……。
「沙希?大丈夫か?」
「あ!ごめんごめん!」
私は建一の言葉でやっと我に返った。そして、建一の顔を見ているといきなり愛しさを感じ、
私は建一の腕にしがみついた。
「ほんとに大丈夫か?」
呆れながら言ってくる建一にかまわず、私は建一の腕にしがみついていた。
「いいじゃない、結婚するんだから」
「まあ、俺は別に良いけど」
その時、私はふと思いついた。
「ねえ、あと2人追加して良い?」
「いいけど、誰なんだよ」
建一の質問に、私は笑顔で答えた。
「一番大事な友達よ」
私はしがみついていた建一の腕を放し、便せんを一枚取り出した。
もちろん送る相手は、喜代と優の2人。
招待状と一緒に送ろうと思い、私は手紙を書き始めた。
ふと空を見上げると、あのとき優と見た沢山の空に負けないくらい、綺麗な空がそこにあった。
私は無意識のうちに携帯のカメラを構えて、写真を撮った。
今でも空が好きという気持ちが変わっていない自分に、私は思わず空を見上げて微笑んでいた。
無事完結しました!
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
この話は、告白がテーマとなってます。
恋でも、どんなことでも!無駄なことなんてないんです。だから、皆さんもすぐに諦めないでがんばってください^^
本当にありがとうございましたー!




