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たわいもない日々
「はぁ、はぁ、はぁ」
息が上がる。 そして気づいた。
「は!中がめちゃくちゃになっている‼︎」
どういうことだ。
「そんなに激しく動いたつもりはない…」
俺は袋の中に入っていたぶちまけてしまった物体を
拾い集める。 [そういえば何で俺はこんなに急いで
いるんだろうか?] 思い出そうとすると頭がズキズキ
する。 ただそこにあったのは逃げなければいけない
という使命感であった。 そうしている間に家に着き
どっと疲れが出た俺は昼寝をしたのであった。