元スパイの異世界転生 〜元の世界に帰るためにスパイらしくこの世界を歩く〜
日本の諜報機関で働く僕は、フランス外交官の情報提供者、カミーユから機密情報を受け取ろうとしていた。が、カミーユがフリーランスのスパイだと発覚、僕は出血多量で、彼女は僕に頭を撃ち抜かれて死亡する。目がさめると見知らぬ森の中、僕は若返っていた。地球とは言葉も環境も文化も違う場所に来ていた。とりあえず、僕は地球に帰る方法を模索するためこの世界をスパイとしての経験と知識を頼りに生きてゆく。
プロローグ
自我は確かに潰えた
2016/12/27 22:00
第一部
それだけ言うと彼女は去っていった。
2016/12/28 22:00
真っ暗な空間に佇むそれは神々しさを放っていた。
2016/12/30 22:00
あの大蛇風に言えば予定は正されたというやつだ。
2016/12/31 22:00
ターゲットの心を掴むのもスパイのお仕事だからな。
2017/01/02 22:00
なんでこいつらはいつもタイミングが悪いのだろうか。
2017/01/03 22:00
スパイは憎まれごとも仕事のうちってやつだ。
2017/01/05 06:34
心地よいわけでも悪いわけでもなく、ただ無機質な風だった。
2017/01/07 22:00