表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
侯爵家の次女は姿を隠す。(書籍化&コミカライズ化)  作者: 中村 猫(旧:猫の名は。)
42/143

登場人物。

こんな感じの設定で考えています。多少、変わっていくかも知れません……。

 セレスティーナ・ウィンダリア(15歳)

  黒い髪(銀の髪を染めている為)、深い青の瞳。ウィンダリア侯爵家の次女。

 『ウィンダリアの雪月花』と呼ばれる月の女神・セレーネの愛娘とも言われる存在。何故か両親と姉はその存在を忘れているが、周りの執事や侍女たち、それに王太后が愛情を持ってしっかりと育てた。

 趣味は父親に偽名を名乗ること。

 薬師ギルドの長・アヤトの弟子。今現在は『ガーデン』と呼ばれる先代の薬師ギルドの長の家に住んでいる。幼い頃は大量に流れ込んできた異世界の知識の消化が追いつかず表情のない子供だったが、成長するにつれてちゃんと感情が出るようになった。恋愛感情には疎い、というより自分がそういう対象になり得るとは思っていないようで無意識に排除している。薬全般に興味があるので、どんな薬でも一度は作ってみたい派。

 異世界の知識を持っているため、しばしばそちらの知識に引きずられている。



 ジークフリード・アストライア(リド、もしくはジーク)(27歳)

  黒い髪、アメジストの瞳。ぶっちゃけ国王陛下。結婚はしていないが、兄嫁さんを王妃にして、その息子2人を養育中。すぐにでも上の甥っ子に王位を譲りたいが、優秀すぎて周囲が許してくれない。でも10年前にそういう約束で即位したから、と言って今回は強硬策で王位を譲る予定。王位を譲ったら政に関わらずのんびり生きようと思っていたが、そういうわけにもいかず祖父から爵位と領地を譲られる予定になっている。

 セレスティーナを最初は娘みたいな存在だと思っていたが、途中で自らの想いを自覚し、早く周囲を綺麗にしてから口説こうと思っている。まずはちょっとした触れ合いから、と思って手を握るところから始めた案外純情派。

 10年前に兄と父を亡くしており、その時の事件は王国の黒歴史となっている。本人は「俺はたいしたことはしてないよ」と言っているが、今でも周辺諸国から「あの王がいる限り、手出しは出来ない」と言われている人物。



 アヤト・ティターニア(27歳)

 豪奢な金の髪の長い巻き毛、エメラルドの瞳。四大公爵家筆頭ティターニア公爵家の長男として生まれたお姉様。現在は薬師ギルドの長でセレスティーナの師匠。

 大好きな趣味の服を着て薬草作りをする為に弟に家督を譲った稀代の策士。口調も外見も完璧なお姉様だが、少々乱暴な口調の時は男言葉に戻る。

 10年前、ジークフリードに手を貸して、食指を伸ばしかけた国内貴族及び周辺諸国相手に策を弄しまくった張本人。おかげで今現在も大変仕事がやりやすいと弟の宰相には感謝をされている。弟に家督を譲った理由の一つにその時の責任を取る、ということも含まれていたので周囲は仕方なく認めた。

 弟はエルローズに対してポンコツだが、実は自分も長年の片思い中。相手の女性とは長い間、会っていないのだが、セレスを通じてようやく遇えそうな予感有り。



 ディーン・ウィンダリア(14歳)

 黒い髪、セレスよりは明るめの青の瞳。セレスティーナの弟。凡庸、お花畑の夫婦から生まれたどちらにも似ていない天才と言われているが、中身はセレス限定の超絶シスコン。夢はとっとと侯爵になって姉と2人で王都の屋敷でのんびり暮らすこと。

 父と母、それに長姉を領地に押し込めようと計画していたのだが、第二王子の暴走でセレスが家を出て行ってしまったので第二王子が嫌い。元々、セレスを追いかけていたのであまり好きではなかったのだが、その件でさらに嫌いになった。姉と認めて慕っているのは次女のセレスだけで、長姉は何か気持ち悪い人物なので姉とは呼ばない。



 エルローズ(27歳)

 真紅の髪と瞳。アヤトとジークフリードの同級生で友人の女性。上位貴族の生まれだが、今現在はデザイナーとして活躍する「マダム」。

 10年前の事件の時にはジークフリード側に立ち、女性陣から彼を守っていた。その時に婚約破棄をされたのだが、内心は大喜びだったようだ。シスコンの兄、有り。10年前はその兄と協力していた。

 アヤトの弟・リヒトを慕っているのだが、本人を目の前にするとありきたりな言葉しか出てこず、いつまで経っても進展無しの状態に友人達がちょっといらだっている。たいていの王都にある珍しいお菓子は食べ済み。



 リヒト・ティターニア(26歳)

 兄よりは薄い金髪を肩くらいまで伸ばしていて一つに纏めている。緑の瞳。アストライア王国の宰相で四大公爵家筆頭ティターニア公爵家の当主。

 兄に無理矢理引き継がされたような当主の地位だが、真面目にこなしているので一族も納得している。公爵や宰相としては切れ者なのだが、エルローズに対してのみポンコツ。1歳だけ年下だというのをなぜか昔から気にしており、いつまで経っても告白出来ていない。

 ジークフリードより珍しい布をエルローズに持っていけ、と命令されているが決行されるのがいつになるのか全く不明の為、いつまで経っても布が執務室に飾ってある。

 ヨシュアが唯一の友人。


 ヨシュア(26歳)

 栗色の髪と瞳。王国の影の人。平民の出だが、学園で出会ったリヒトの友人となり、その兄のアヤトに影に放り込まれた人物。

 基本的に先輩たちに逆らってはならねぇ、と思っている。先輩たちに対する口調は「~ッス」という感じで、リヒトには普通の口調。護衛対象のセレスやディーン相手にはキリッとした大人を演出しようと頑張っている。が、すぐに猫は剥がれ落ちる予定。

 最大級の巻き込まれ体質。10年前に色々とやらかしてくれたジークの兄が大っ嫌いで、よく似た容姿と性質を持つルークも好きでは無い。ただ、仕事はきっちりやる派。

 リヒトが大の親友。



 ルーク(17歳)

 金髪碧眼。父親にそっくりな容姿を持つTHE・王子様。文武両道なアストライア王国の第二王子。

 幼い頃から忙しい父母に代わってジークフリードが遊び相手になっていたので、そのままジークフリードが父親だと思っている。祖母である王太后の住む離宮でセレスティーナに出会ってから彼女のことを想っている。

 セレスティーナをウィンダリア侯爵家から引き離そうと思ったことがセレスの家出の原因の一つ。その為、ディーンからは嫌われており、情報を流して貰えない。



 ユーフェミア・(ソレイル)(26歳)

 濃い栗色の髪と金の瞳を持つ艶やかな美女。花街にある吉祥楼のオーナー。ソレイル子爵家は彼女の曾祖父が優秀な商人でお金も持っていたが、祖父、父に商才が無く貯蓄を切り崩しているだけの状態となった。さらに異母妹が色々とやらかしたので家は潰されて自分も花街に売られた。ただし、曾祖父から吉祥楼を譲られていたので自分で自分を買う形で花街に引っ込んだ。

 学生時代はリヒトやヨシュアと同じクラスだったのだが、ほぼ接触は無かった。それどころかジークフリード側の人間からは異母妹側の人間だと思われていた。実際はほとんど会ったこともない異母妹のやらかした事について謝罪と後始末をしていたのだが、その事が判明した時点ですでに行方不明となっていた。

 セレスのことを気に入っていて、花街の近くに薬屋が出来ることを喜んでいる。



 ソニア・ウィンダリア(17歳)

 セレスティーナ、ディーンの長姉。他の人の言葉や回想でちょろっと出ているだけで、未だに本編には出てきていない。父母に全く似ていない妹弟と違って、母親によく似た容姿を持つ女性。

 ルークと同じ年齢の為、ルークの隣は自分こそ相応しいと思っているわがまま姫。




 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
27歳が15歳に粉かけてんのか・・・
[気になる点] ところで、この中に白薔薇の王子はいますか?(たぶん本筋とは関係ない事かと思いますが)
[一言] ローズ様の説明が「25超えて行き遅れ扱いにはなってる」感じで、 同級生三人組が10年前学生だったと思わしき描写もあったのでまぁアラサーは想定通り。 むしろルークがなんで10しか離れてないリド…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ