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私はただの見守り隊!  作者: 神楽坂皐月
5/8

お仲間2

タイトルが浮かばないわ

[[・・・主?そーいやなんでこんなとこにいるんだ?]]


「ふふっ、もふっえっとね、なんか広告をみたら違う世界に来たっていうか。もふもふだぁ、えへへ」


私はいまケルガンをもふっていた。だってあんなにしっぽブウォンブウォンしてるんだよ。

狼なんて見たことなかったけどふっさふっさそうじゃん!

触らない人の気が知れないわ、案の定ふっさふっさのもっふもっふだわ。ぽっかぽっかだし、私はよい契約をしたようだ。


[[違う世界とやらよくわからんがよく俺のところへこれたな。弱体化すると周囲を威圧していると思うん だが?]]


「確かに生き物虫以外いなかったな。昼間だからだと思ってた 森なんて来たの初めてだし・・・あっ!フローラル系の香りがしたの!あれはローズかな、お花なんてなかったのになぁって思いながらたどってったらケルガンがいたんだよ。なんでだろうね」


[[精霊の気まぐれかもな。魔力感知したとき主の魔力はおおきいのに流れはぎこちなかったから魔力が固まっている土地から来たのだろう・・・そういや前に姉がテンセイシャとやらを拾ってきたぞ]]


「えっ!その人どこにいるの」


精霊という興味しかわかないワードが出てきたが転生者のほうが重要だ


[[さぁ?「私がヒロインよ」とかわけのわからないことを言っていたな。姉曰く、世界の理を創造している世界樹に手を出そうとしたらしい。話が通じないどころか勝手に契約を吹っかけてきたから姉にプッチン☆されてたぞ。十年前の話だが]]


「け、契約やっぱやだったの!な、なでるのやめたほうがいい?」


そして十年前かー知ってる人の可能性は低いかな


[[契約は俺が許したし、な、なでてもらうのはもっとしてほしいぞ(照)]]

そーいや、森の出口ケルガンなら知ってるかな?




「気に入りましたわ‼」

突然姿を現したのは桃色の髪にローズクォーツの瞳の小さな女の子だ。うん、かわいい‼


「お、精霊、姿を現すとは珍しい」

ケルガンが言った。っていつの間に人型に!いや、もう驚くことじゃないんだろうけどさ どうでもいいかもしれないけど初めて生で声を聞くけどなかなか良い声だなとか思ってしまったよ。

精霊さんなら偉いのかな?礼を取ったほうがいいのだろうか


「おまぬけな魔獣がいると思ったらなんか大きい魔力が突然現れるんだもん。暇だったから鉢合わせるように誘ってみたんだけど人間嫌いな風狼が真名を与えさせるなんて驚いたわ。しかも何の説明もなく・・・ふふっ、高位魔獣はね人間に契約()()()()()ことはあっても()()()()()ことはほっとんどないんだよ。人間が無理やり契約しようにも魔力量が上回ってないといけないもの。それにしてもいっつも不機嫌なのに尻尾を振っている狼くんが見れたのはよかったわ」


あの、ローズの香りはこの子のおかげだったんだ。そしてなんかケルガンにあたり強くない?なんかあったのかな


「精霊様?ケルガンと逢わせてくれてありがとう‼」


「ふふっいい子ね。興味が出たわ。もっと見てみたい!あたしも名前欲しい!なんだか狼くんだけじゃ不服だし」


「むっ、主の契約者は俺だけで十分だぞ」


「あら、嫉妬ー?覇王風狼(はおうふうが)ともあろう者が」


「その名は自分で名乗ったわけじゃないぞ!」


「そうなの?まぁいいわ。お願い!名前ちょうだい!」


仲がいいのかな。ケルガンは不服そうだけど私がかわいい子のお願いを断れるわけがないじゃないか

「・・・そのまんま過ぎるかもしれないけどローズちゃんっていうのは?」


「かわいいわ!私の香りの名前ね!」


キュイーン



糸のようなもので繋がった感覚がした。契約が完了したらしい。心なしかケルガンの時よりも太い気がする


「名前を付けてくれてありがとう」


「こちらこそ!名前つけさせてくれてありがとう。ローズちゃん、私の名前は神楽坂鈴音(かぐらざかれいん)だよ。でもこっちの世界だと聞き取りにくいのかな」


「レインね。私のことはローズって呼んでちょうだい!ローズって二ホンの花の名前よね。私はピンクの花が好きだわ」


「私もピンクの花が好きー青い花も ・・・えっ、二ホン知ってるの!?」


「そうよ。私は使命を与えられていない精霊なんだけど、たまに精霊王から視察してきてーっていわるのよ最後に行ったのは30年前だわ。魔力が固まってるからあまり行きたくないのだけれどね」


「帰える方法ってあったりするの」


「私にはわからないわ・・・ごめんね」


そっか・・・まあ、そうだよねぇ。二ホンに大事な人がいなかったわけじゃない、きっと心配してくれてると思う。その人はいつも


「鈴音ちゃんの好きなことをしていいんだよ」


って言ってくれていた。ほんとにいいんだとしたら・・・私はこの状況も楽しむよ。二人も。いや、二体か?仲間ができたんだもん。


「大丈夫だよローズ。二人がいてくれれば何とかなるきがするもん」


「レインのことは全力でサポートするwa「あるじー頭なでてくれ」


「ふわわっ」


至近距離ケルガンは大変破壊力がすごかった。狼のときの毛と同じ灰色の髪で眠そうなアイオライトの瞳かっこよすぎる!耳としっぽはそのままついている。私たちが二ホンの話をしてから寂しかったのかな

ごめんよの意味を込めて頭をなでてあげる。はっ!狼のときよりふわふわかも 

狼のときがふさふわで人型のときがふわふわだな。どっちもいいわー


「レイン!私もなでてちょうだい!」


と言うなりローズはうさぎになった。そんなこともできるんだ

両手にモフモフ。最高ですな


「ねぇ、きれいな水があるところとか知らない?いい加減森を出ないと夜になっちゃう」


[[水なら自分で出せるんじゃない]]


「そ、そっか。魔力はあるんだろうけど、私も魔法使えるの?」


そうだよ!ラノベのはまってから何年間もあこがれ続けた魔法! 

なんか火の玉とかボウッってやったり、剣に雷まとわせてズサァッってやったり 

すっごい楽しみなってきたーー


「そういや妖精たちがいないがどういうことだ?」


[[私が止めてるの。そうしないとたぶんすぐに群がられちゃうわ。レインの波長がすごい特殊だから]]


「へー、妖精さんもいるんだ」


妖精と精霊の違いって正直よくわからないんだよねー


[[魔法の使い方はね、世界樹に妖精たちを通して魔力を代償にして世界樹にお願いするの。魔力がおおいほどたくさん魔法の行使はできるけど、規模は周りにいる妖精の数だったり機嫌だったりに影響されるのよ。要するに妖精に好かれればいいってことね]]


「あれ?ローズが妖精さんたちを止めてる?のにケルガンは魔法を使ってたよね」


[[私が近くにいたからよ。まさかあんなに魔力がない状態で使うとは思わなかったけどね。リスクのほうが大きかったのに・・・まぁやってみなよ、感覚が大事らしいわよ]]




よしっ!はりっきていこー

切り替えの早さはぴか一の主人公です


追記 [[あーー]] ←このかっこの時はテレパシーの会話です

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