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cruise amanomiya  作者: たけし彪馬
3/3

旅の途中

腰巾着の泥には魄が宿っていた。

それは泥の坊やを捕食した。

他の生き物たちにバレないように

腰巾着の中で助走をつけた。

一気に走りこんで荷台を飛び降りた。

生き物たちはその様子を見て

泥の坊やが脱走したことを、

商人に告げた。


商人は気にもとめず、

荷台を止めることもなかった。


アマノミヤの泥は地面に叩きつけられ、

何個にも割れてしまった。

何日も同じところで

粉々になったまま佇んでいた。

意識はしだいに分裂した。

雨に濡れて泥はやっとのことで

体を球に形成した。

しかしながらデクのように木偶でもなく、

頑丈でもない儚い泥の塊だった。


やがてそれは

四つの塊に落ち着きいた。

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