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突然の異世界転生

がんばります

俺の名前は森良太 元々は影の薄いキャラだったが最近ウェーイ系に憧れて努力をしている、まぁ俗に言うイキり隠キャみたいなものだ。

仲良くしていた隠キャ友達には隠キャは隠キャと言われたが雑魚の戯言は聞かない事にしている、まあこの努力があってか最近彼女ができて人生が充実している。


と周りからは思われているかもしれないが実は俺は納得していない

最近の日本の学歴社会に思うところがあるのだ。俺はとある底辺商業高校出身で元々は就職希望だったんだが現実から逃げたくなり美大に行くという言い訳を自分の中で作り就活から逃げた。

周りからはやめろと言われていたが当然雑魚の言うことは聞かない、それが俺だ。

まあそんなこともあって今はフリーターとして親を脛をしゃぶり尽くしながら生活している。

これから始まる物語はそんな俺に舞い降りた人生で最後のチャンスを描いたものだ。





「お疲れ様でした〜」

俺はもう勤続3年になる飲食店でのアルバイトを終えた、社員の人からスカウトが来ているが雑魚の戯言は聞かないのが俺のポリシー、もちろん適当に流して退勤した。

こんなことはいつも通りで機嫌に何も触らないのだが今日は違った、なぜなら先日彼女と些細なことで喧嘩をしたのだ。

俺がいつまでたっても定職につかない事を彼女はあまりよく思っていないらしくその事で派手に揉めた。

「チッ、クソ社員がなんども断ってんだろ!」

そんな独り言を言いながら自宅へ帰ろうとする、日頃の雑魚からの鬱憤も溜まったのかこんな一言が溢れた。

「あーあ、人生やり直してえなぁ…」

その時だった

(その言葉、本当か?)

周りには誰もいないはずなのにそんな声が聞こえて来た

「誰だお前は!?」

俺が周りを見渡しながらそう言うと声の主は

(私はあなた達の認識している存在で言うと神という存在に近いものです)

と、伝えて来た

神?ふざけるな神などまさに雑魚がよってたかって有難がるような雑魚の中の雑魚の象徴じゃないか

「その神が何の用だ?」

信じてはいないが一応話を聞いてみる

(あなたがさっき呟いた人生をやり直したいと言うのは本当か?)

人生をやり直したい…?あぁさっきふと思ったくだらないことか、やれるもんならやってみろって話だ

「ああ本当だ」

(それではあなたに最後のチャンスをあげましょう…)

神?がそう言うと急に俺の足元に謎の魔法陣らしきものが展開された

「うわっ何だこれは!おい!説明しろ!!」

(あなたが望んだ事です…これより先はあなたが決めていきなさい)

「おい何を訳のわからない事を言っている!?ふざけるな!!!」

俺は必死で抵抗をした、だがその抵抗も虚しく俺は魔法陣に囲われた

「雑魚の象徴のくせに調子に乗るな…っ」

俺がそう呟いた瞬間周りにあったはずの魔法陣は消え、急に目の前に中世のヨーロッパのような街並みが広がった。

「これは…夢か? いや違う現実だ、これはまさか異世界転生というやつか?」

俺はもともと隠キャだったのでアニメをよく見ていた、その中にこんなようなものもあった気がする。まさか自分が体験するとは思わなかったがまあいい、こう言う話だと大抵俺はチートキャラとして扱われているはずだ

「よし…まずは目の前にある市場に向かってみるか」

こうして俺の異世界生活は始まった。

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