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邪神さんと冒険者さん 72

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箱の中身と安全を確認し終え、

雀の涙ほどのお宝を回収した一行は

洞窟から外に出た所で

強烈な血と獣のような臭いに思わず立ち止まった。

「うぇ、酷い臭いですね~」

鼻を抑えて呻くサリア。

サリア以外にも、フィルを除いた全員が、

その強烈な臭いに顔をしかめていた。


強烈な臭いの原因は確認しなくてもすぐにわかった。

目の前の広場の片隅にゴブリンの死体が山積みになって纏められ、

その横には剥ぎ取った装備が小さな山となって纏められている。

洞窟の中にゴブリンが外に運び出されたことで、

洞窟内の臭いはマシになったが、

その分、ここいら一帯に積み置かれた死体で臭いが充満してしまったのだろう。

洞窟内よりも何倍も濃縮された強烈な臭気に

先ほどの戦闘である程度臭いには慣れてきた者でさえも思わず顔をしかめる。

「本当に凄い臭い……フィルさんは大丈夫なんですか?」

「まぁ、僕だって十分臭いとは思ってるけどね。この位は冒険していると結構多いからね」

サリアと同じ様に鼻を抑えながら、

平然としているフィルを見て感心半分不思議半分で尋ねるリラに

フィルは自嘲気味に答える。


冒険をしていると何かと悪臭に悩まされることは多い。

酷い悪臭の中を、汚物をかき分けて探索する事もあったし

悪臭を武器にするようなクリーチャーと闘う事だってあった。

それと比べたら、今のゴブリンの死体の臭い程度、まだましと言えるだろう。

幾多の冒険を経験して慣れたのだと言えば聞こえは良いが

それだけ自分が禄でもない所に行っていたのだと思うと

あまり自慢できるものではないだろう。


「むぅ……やっぱり、冒険者って、こういうのって多いのです?」

冒険に関する事になると、途端に好奇心が湧くのか

それとも明日は我が身と警戒しての事か

尋ねるサリアにフィルは自身の冒険を思い出してみる。

「そうだなぁ、悪臭に関わるのは結構多いかな。トロールやオーガの巣とか結構酷かったし、あとは下水道のアティアグとか……汚物溜まりに巣を作っていてね。倒した後そこから貴重品がないか調べたんだけど、あれは本当に酷かったなぁ……」

「なんだか、想像するだけでも気分悪くなりそうです……やっぱりマスクとか鼻栓を用意するべきか……」

「ははは、気持ちはわかるけどね、普段から鼻栓に頼るのはあまりお勧めしないかな?」

「え~、そうなんですか? こんな臭いずっと嗅いでたら気分悪くなっちゃいますよ?」

「確かに鼻を塞げば楽かもしれないけど、そうすると臭いから危険を気付けなくなるんだ。こういう異臭のする場所で気を付けないといけないのは、まずはこの臭いが毒でないか、次にこの臭いが別の危険を隠すための臭いでないかって事に注意する事でね。鼻を塞いでしまうと危険な物、例えば火薬の燃える臭いなんかに気がつけなくなってしまうし、毒気を気付けずに口から吸い込む危険もあるからね」

「むぅ……ということは、やっぱり臭いは我慢しないと駄目なんです?」

「まぁ、そうなるね。今の状況みたいに特に危険が無い場所ならマスクも悪く無いと思うけど、でも罠や敵が居る所ではやらない方が良いと思うよ?」

「むぅ……分かるのですが……分かるのですけどぉ……」

フィルの説明に苦い顔で答えるサリア。

納得はしたものの、それでもやはりこの悪臭の中に身を置くのは嫌なのだろう。

見れば他の少女達やダリウやラスティ、それに大の大人のゴルムまでもが苦い顔をしている。


確かに強烈な悪臭というのは簡単に慣れるものではない。

今のようにごく普通の悪臭でも、吸い続ければ気分が悪くなる事だってあるし

ウィザードの魔法にはスティンキング・クラウドという

悪臭の雲を作り出して、相手を吐き気がする状態にして

相手の攻撃や呪文使用といった行動を行えなくさせる呪文があるぐらい

臭いというのは地味だが使い方によってはかなりの脅威になるのだ。

とは言え、冒険者としてやっていくのならば

遠かれ早かれ、何時かはこれらの問題に直面する事になるだろう。

命のやり取りとなれば臭いなんて言ってられないし、

そんなやり取りが何回か繰り返えされれば

彼女達も嫌が応にも慣れていく事だろう。


「こればっかりは慣れていくしかないのだろうね。まぁ、どんなに冒険をしていれば否が応でもそのうち慣れてしまうものだけどね。 それよりも、臭いを無くすためにも早くこの死体を燃やしてしまおう。ダリウ、穴はどこにあるんだい?」

「あ、ああ、こっちだ。道が無いから案内する」


臭いの話についてはこれで終わりと

火葬用の穴の場所を尋ねるフィルにダリウが頷く。


穴への道は空き地の端にある

藪と藪の合間にできた小さな小路だった。

「ここから少し進んだところに空き地がある。何度か通ったおかげで少しは歩きやすくなっているはずだ」

ダリウの説明によると村人達の掘った穴は

この藪をかき分けて少し進んだ先にあるのだという。

辛うじて存在している獣道を暫く進んでいくと

突然藪が終わり、木々の無いぽっかりと開けた小さな広場へと出た。


広場は先ほどまでいた場所と比べると小さくはあったが

五メートル四方ほどの空き地となっており

そのちょうど真ん中に直径三メートルほどの穴が掘られ

穴の周囲の残った土地に土砂が積み上げられていた。

覗き込んでみると深さは一メートルほどで

ゴブリンを回収している時の僅かな時間で掘ったにしては

かなり頑張ったほうだと言える。


「一応、シャベルで掘れるだけ掘っては見たが、この穴で大丈夫そうか?」

穴の淵に立ち、底を眺めるフィルにダリウが尋ねる。

「ああ、これだけあれば大丈夫だよ」

たしかにダリウが心配するように

生身のゴブリン五十匹を埋めるには小さいかもしれないが

燃やしてしまうのであれば十分な広さだった。

「それじゃあ、僕が炎の壁を出すからその間に死体を投げ込んでもらえるかな? 呪文を出している間は精神集中をしないとならないんでね」

「わかった。それじゃあ俺は皆に声を掛けてくる」

フィルの言葉にダリウも頷くと早速村人達を予備に戻る

一緒についてきたリラ達も村人達を手伝うために戻ろうとするが

その中でフィルはトリスを呼び止めた。


「トリス。済まないけど君はここに残って弔いの祈りをしてもらいたいんだ。アンデットになる可能性は少しでも減らしたいからね」

「あ、はい。でも、ゴブリンの神様じゃないですけど良いですか?」

「その辺はゴブリン達には我慢してもらうさ。どんなに不満に思われようと成仏はさせておかないとね」

「ふふっ、でもそれって余計にアンデットになってしまいそうですよね?」

「なに、祈りの効果は宗派問わずに効くからね。問題ないさ。あの世に送ってしまえば後は向こうが何とかするだろうしね」

苦笑いで答えるフィルにトリスも困った笑顔を浮かべる。


火葬にしても鎮魂の祈りにしても、

そこに死後の幸せを願うと言った優しい感情は無く

あるのはアンデットの発生を防ぐという後始末的な意図が多い。

以前のパーティでは人手と時間の問題もあって敵の埋葬をやらない事も多かったが

これから自分が世話になる村の生活圏での殺傷事ならば

流石にこのくらいはしておくべきだろう。

確かにトリスが心配するように、ゴブリンが崇める神はトリスの祈る神とは違うのだが

クレリックの鎮魂の祈りは、

祈る側と祈られる側で違う神を崇めていても効果はあるらしく

その辺はクレリックの使うターンアンデットの奇跡が

宗派を問わず亡者に対して効果を及ぼすのによく似ていた。


「さてと、それじゃあ僕らも準備を始めようか」

「はい!」

村人達の元へと戻るダリウ達を見送り、

早速フィルは穴へ向けて呪文を唱えた。

呪文の完成と共に穴の底をぐるりと取り囲むように青い炎の円が沸き上がり、

瞬く間に上へと成長して円筒形の炎の壁を形作っていくと、

最終的に炎は穴一杯の太さで六メートルほどの高さの巨大な青い炎の柱が完成する。


「凄いですね……あれ? でも、なんだかこれって、あまり熱くないですけど、これで良いのですか?」

円筒からの熱気が思ったよりも少ない事に手をかざしながら

トリスは不思議そうに尋ねた。

トリスが言う様に、炎から少し離れているとはいえ、

こちらに届いてくる熱気は明らかに少ないように感じられた。

これなら山焼の時の焚火の方が温かく感じるほどだろう。


「ああ、これはこれでいいんだよ」

戸惑うトリスに呪文を唱え終えたフィルは

そう言いながら、手近にあった木の枝を青い炎の壁の中へと投げ入れた。

此処からでは炎の柱の熱さは殆ど感じられないが

投げられた木の枝は柱の中に入った途端、

瞬く間に炎を纏い燃え上っていく。


「あの壁の面には裏と表があってね。表面だけが熱くなるんだ。今は「表」を柱の内側に向けているから、こちらに届くのは奥のこちらに向いている面だけで、柱の中はかなりの高温になっているはずだよ」

フィルが説明している間にも

青い柱の中、赤い炎を上げて燃える小枝は

燃え尽きて黒い炭になり崩れてゆく。


「ね?」

「ほんとうですね……初めて見ました」

「ウォール・オヴ・ファイアー、第四段階の魔法だよ。まぁ……上手く使えば便利なんだけど、使いどころがちょっと難しい呪文なんだよね」

「そうなんですか? こうして何かを燃やすには便利そうですけど?」

「そうなんだけど、一応は戦闘用の呪文だからね。普通に壁を張っただけだとすぐに避けられてしまうし、自分達も迂闊に近寄れなくなるしで、ファイアボールなんかと比べるとどうしても使い勝手が悪いんだよ。狭い通路で向こうを足止めする時とか、場所や状況がかみ合えばすごく役に立つんだけどね」

「ああ、なるほどそういう……あ、皆さんが来たみたいですよ?」


そう言ってトリスが目を向けた先には

茂みの奥から村人達を引き連れてやってくるダリウが見える。

皆、聳え立つ巨大な青い炎の柱に驚くが

柱の近くにフィルとトリスが立っているのを見つけると

あそこまでは近づいても大丈夫なのだと理解してやってきた。


「おーい、持ってきたぞ……って、話しても大丈夫か?」

「ああ、集中が途切れない程度なら大丈夫だよ」

話しかけるダリウに、柱の方を見ながらフィルは返事をする。

少々無礼な感じもするが、万が一集中が途切れて呪文が終わってしまうと

次にこの呪文を使えるのは明日になってしまう事を考えれば

多少の無礼は致し方ないだろう。

ダリウも先ほど呪文について話していた事もあって

フィルに気にした様子もなく話を続ける。

「そうか、それじゃこの中に投げ入れれば良いんだな?」

「頼んだよ。中はかなりの高温だから気を付けて」

「分かった。おーい皆、この中に投げ入れてくれ!」


ダリウの合図でゴブリン達の葬儀が始まった。

トリスの聖句が紡がれる中、

村人達が黙々とゴブリンの死体を運んでは投げ入れていく。

さすがに小枝のように直ぐには炭にはならなかったが

それでも死体はそう時間も掛からずに炎に包まれ燃えていく。

悲しむ者は誰も居ないそんな奇妙な葬式は黙々と続けられ

全てのゴブリンの死体を穴に入れ終えた後は

火の粉が山に飛び火しない様に見張りをするために

リラ達冒険者やダリウ、ゴルムといった一部の村人は穴に残り、

ゴブリンの死体が燃える様を見守った。


「なんか変な感じだな、こうして埋葬しているのに全然悲しくないって言うのも……敵、だからそう感じるのか」

「そうだね……僕も肩の荷が下りたっていうのが素直な感想だよ。他人の死を喜ぶなんて不謹慎だと思うのだけどね」

「仕方ないですよ。相手は村を襲おうとしていたゴブリンですし。この葬式だって死者の冥福を祈るためと云う訳じゃなくてアンデットにならない様にっていう意味の方が強いんですから」

青い炎の柱の中、燃えていくゴブリンを眺めながらぼやくダリウとラスティ。

そんな二人にサリアが当然と言った風に頷きながら答える。

「まぁ、そうなんだけどな、こんな結果になるなら、何でゴブリン達は村を襲おうとするんだろうなって思ってな」

「こいつらからすれば単純に見返りが大きいからだろうな。弱ってる村は襲いやすいと考えた。大方そんなところだろう。 見る限り装備も整っているし、子供や弱ったゴブリンも居いない。、多分何処かの大きな群れが勢力を広げる為に放った一部隊ってところなんじゃないか」

ダリウの疑問に、今度はゴルムが答える。

ゴルムの予想は他の皆も思っていた事だったのだろう。

そしてその予想が正しければ、

これから未来、村で起こるであろう事も大体予想がつく。

「……だとすると、これからもゴブリンはこの村を襲おうとするんじゃないか?」

最も望まない予想を口にするダリウにゴルムは苦い顔で頷く。

「恐らくそうなるな。ドラゴンが居なくなって誰の縄張りでも無い、大した戦力も無い村なんてモンスターの格好の標的だろうからな。ゴブリンだけじゃない、盗賊や他の怪物もやってくるだろう」

望まない予想だが、多分ゴルムの予想は当たるだろう。

その時に自分達に出来る事はあるのだろうか?

フィルは自然と皆の視線が自分に向けられるのが分かった。

(僕も手を貸したいとは思うのだけどね……)

あまり自分が積極的に手を貸し過ぎても、

この村の自立という目的に悪い影響を与えてしまうだけだろう。

手を貸すのは当人達がどうするかを決めて、

それの手助けをするという流れが望ましい。


皆の期待する気持ちもわかるが

フィルは敢えて皆の会話には加わらないよう

炎の維持に専念することにした。



小一時間もする頃には全ての死体が燃え尽き

穴の底には黒い炭となった物が残るばかりとなっていた。

穴に土を戻し埋葬し終える頃には時刻は夕刻に差し掛かろうかという頃になっていた。

初夏の空は青の色味が薄れてきた程度で

まだまだ暗くなるまでには時間に余裕があったが、

だからといって夜の山の中を歩くのは避けた方が良いだろうと

一行は急ぎ穴を埋め直し戦利品を持ち運びやすいように取りまとめると

洞窟の処理は今度にするとにして暗くなる前に山を下りることにした。



「結構重たいよね……これ」

「そうね……今回は皆さんも居たから良かったけど、私達だけだと、ちょっと厳しいかもしれないわね」

リラの言葉に、普段あまり愚痴を言わないトリスもが同意する。

ゴブリン達の装備品は全員で分担して持ち帰る事になった。

一人あたりのノルマは二匹分とちょっと。

ゴブリンは小さな種族の為、

人間サイズの装備を持ち帰るのと比べれば軽くはあったが

それでも、二匹分の武器や革鎧を持ちかえるというのは地味にしんどい。

皆、往きの山登りの時と比べても、

下り道を歩いているというのにしんどそうな表情を浮かべている。

「私……、次覚えるのはフローティングディスクにします……」

「そうですね……私ももっと戦闘以外でも便利な呪文を覚えていかないとですね……」

鎧の入ったズダ袋を担ぎながら、疲れた顔で笑い合うアニタとサリア。

今は村人達のおかげでこれだけで済んでいるが、

流石に自分達だけで戦利品を持ち帰ることの難しさを理解したのだろう。


実際の所、大量の収納空間を持つアイテムである

ホールディングバッグを使えば、

この程度の荷物は何でもないのだが

せっかく駆け出し冒険者達の訓練も兼ねてやって来ているのだ。

初心者あるあるの戦利品での苦労も、ここは味わっておくべきだろう。

(……それに、あまり無暗に人に見せるアイテムじゃないしね)

フラウや道具屋の主人相手の時は仕方無く利用したが

多額の資産を持ち歩いているというのが知られるのは

どんなに平和な場所であっても必ず余計な問題の火種となる。


ポーションや10フィート棒のパーツを取り出すならまだしも

大量の武器や鎧を出し入れしたりすれば

後々、良からぬ事を考える者が出ないとも限らない。

(そんな事を考えてしまうだけ、自分は擦れてるって事か……)

とはいえ、用心させるだけの物がこの中に入っている事も事実なのだ。

一応自分以外には使えない様、仕掛けを施してあるとはいえ、

知らない事で厄介事にならずに済むのなら、

そのまま知られないでいてもらうのが一番だろう。


「それにしても、この革鎧、売れるもんなのか?」

帰りの道中、手にしたゴブリンの革鎧を疎ましげに眺めながら、

ダリウが疑問を口にした。

修理や調整をすれば直ぐに使える武器と違って

鎧は体格に合致する必要がある。

同じ中型のサイズであればある程度のサイズ調整で着ることが出来たりもするが、

流石に小型の種族が着る革鎧を中型のサイズの物が着ることは難しい。

一応素材として金額で買い取ってはもらえるのだが、

その場合、かなり安い金額で買い叩かれてしまう。

染みついたゴブリンの臭いを我慢して持ち帰っても大した金額にならないのかと思うと、

途端に手にしている戦利品が疎ましい物に思えてくる。


「そのまま売るんじゃ難しいだろうね。やるとすれば革鎧をバラして素材にして、その素材で別の鎧を中型サイズで作ると良いんじゃないかな? スケイルメイルやラメラ―アーマーの小札なら、この革鎧からでも十分切り出せると思うよ」

ぼやくダリウにラスティが笑って答える。

確かにラスティの言う様に、

小さなゴブリンの革鎧でも分解して細かいパーツとして利用するなら十分役に立つ事だろう。

本来は鉄で作られる小札が革製になる事で装甲は落ちるが、

その分、軽く使い易くなるのであれば

戦闘に不慣れな村人達が使うには丁度良いのかもしれない。

「なるほど、新しい鎧か……それならば自警団の装備もマシに出来るな」

「うん。まぁ、問題は僕らが鎧制作の素人だという事だね。鍛冶屋さんで作り方を教えてもらうにしても結構大変なんじゃないかな。何か良いお手本とかあればいいのだけどね」


そう言って苦笑いを浮かべるラスティにフィルが話しかける。

「それなら、実物のスケイルメイルをリラから借りて参考にすると良いんじゃないかな? あと、ラメラ―アーマーは無いけどバンデッドメイルがあるから、それを参考にすると良いよ。あれもパーツは若干大きくなるけど、複数のパーツを組み合わせて作る鎧だからね」

「え、本当ですか? ぜひお願いします!」

フィルの申し出に喜ぶラスティ。

フィルとしても、上手く鎧が出来れば、自警団の装備の増強だけでなく

街で売って外貨を得る手段に出来るかもしれない。

そんな希望を持たせる話、手を貸さない訳には行かないだろう。

そんな会話をしているうちに、

フィル達一行は無事、村へと到着した。



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