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茜色の宝石箱  作者: 杠葉 湖
8月 海と少女
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8月 海と少女 パート9

 翌日、山茶屋を出た葵達は電車に揺られ帰路についていた。

「アオくん、とっても楽しかったね」

 奈緒が懐かしむような視線を窓辺に流れる景色に向けながら、葵に話しかける。

「ああ、そうだな」

 葵はぶっきらぼうに返事を返した。

「あーあ、ボクもっと遊びたかったなぁ」

 奈緒は残念そうに呟くと、大きく溜息をついた。

「…………」

 はしゃぐ奈緒とは対照的に姫子は黙ったまま、何か考え事をしている。

 葵はそんな姫子をジッと見つめた。

「ん?どうかしたの?」

 そんな葵の視線に気がつき、姫子が口を開いた。

「いいや、別に……」

「変な葵……」

 葵の返事を聞き、姫子は不思議そうな表情を浮かべる。

 そして隣に座っている奈緒と談笑を始めた。

「…………」

 葵はそんな二人を見ながら、昨晩思い浮かんできた疑問を払拭できずにいた。

 一体沙夜は、姫子と何を話していたのか。

 葵には二人の会話の内容が、全く想像できなかった。

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