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詩集「七夜詩篇」

青い季節の中で

作者: 詩月 七夜

見えない季節の手によって

若葉に青が滲んでいく


陽と風と雨の祝福を受けて

瑞々しいその葉脈に

大地の恵みが流れ始める


それは“清浄”という名の自然の輪廻


“流動”という名の星の息吹


やがて青葉の一枚一枚から

大気にみなぎるO2の流動が

数多の生命を取り囲み

生を促し 活力をもたらす


変わることのないその営みは

綻ぶことなく続いていく


ああ 誰か見てくれないか

瞳に溶け込んできそうな蒼穹の下

わたしはこんなにも五月の青さの中で生きている

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