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オンナノコはむずかしい

作者: 沖田 楽十
掲載日:2026/03/03

 ぼくこまっていると、すぐたすけにけつける。やさしくて、たよりになるーーそんな彼女かのじょことが、僕は大好だいすき♡

 彼女も僕とおな気持きもちだから、優しくしてくれる。そう、おもっていたケド……彼女はいつも、アイツのほうてて



「そりゃあ、失恋しつれんでしょ」


「まだ、そうとまったワケじゃないだろっ!? 」


おんなは、まもられたいものだからねえ…。守るよりも、守られるがわがイメージのアンタじゃ、見込みこみなくない? 」


「ッ……でっ…でも…漫画まんがとかじゃ、守ろうとするヒロインもーー」


きなおとこや、大切たいせつ仲間なかまために、ヒロインがたたかう事をえらぶってだけで、基本きほんは、守られたいものなのっ! 男だって、物理的ぶつりてきつよい女よりも、守りたくなるような女(もと)めてんのは、自分じぶん面子めんつたもつ為でしょ? …ちがうの? 」


「……………」



 きついコトうなあ、とおもった。



いま、きついコト言うなあ、と思ったでしょ? 」


「!? …へっ? 」


「……もう、はなしかんぞ」


「ごめん…ごめんなさいっ!! そっ…それだけは……」


「…ったく」



 現在いまぼくなや相談そうだんにのってくれるカノジョは、大好だいすきなコではない。どちらかというと、きらいなコ“だった”。…過去形かこけいなのは、【嫌い】から、【ちょっぴり苦手にがて】に変化へんかしたからだ。

 子供こどもころ。カノジョは、なにかにつけて僕をイジメてきた。そのたびに、大好きな彼女かのじょが、僕を助けにやってくるのがおまり。



「…でも、アンタも一途いちずよね。子供こどもころから、あのコのこときで…可愛かわいい♡」


「ッッ……素直すなおおもいっつったら? 」


「…へえ。自覚じかくはあるんだあ? 」


「……」


「……………あのさぁ」


「?」



 カノジョのこえのトーンが、真剣しんけんはなししてくるときのモノで、みみます。



「どうでもイイおとこために、おんなは、そんなに時間じかんけないからね? 」


「……………えっ…? 」


「ッッ……つっ…つまり! 貴重きちょうやす時間じかんを、仕事しごとつかれた身体からだってまで、如何どうでもイイ人間にんげんため使つかわない、ってことっ! 」


「………遊園地ゆうえんちとか、おまつりとかも? 」


「…他人ひとによるところはあるケド、くんなら一人ひとりか、友達ともだちとか、すっ…きなひととかでしょ。如何でもイイ人とだけ行く遊園地…たのしいとおもう? 」


「……………」



 …そっか。そう、だよな。ぼくは、カノジョの手を両手りょうてつつんだ。



「!?」


「ありがとうっ! 」


「ッ……………へっ…? 」


きみのおかげで、もうすこし、彼女かのじょへの気持ちを持続する決心がついたよ」


「…………………」


「…? …あれ? なんか、おこってる? 」


「…怒って、ま、せ、んっ! 」



 むすっとしてるカノジョのいかりの理由りゆう気付きづかないフリをして、おもびと如何どうやったらかせること出来できるかかんがえた。

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