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不慮の事故で死んだ野球少年の転生物語  作者: あかあか
少年期 〜南谷クラブ編〜
6/13

練習そして……

はいという訳で練習編です。ようやくお届け出来ました。文章量前回よりも増えました。今後はこれくらいの文字数で行こうかなと思います。

というわけで朝になりました。よーく眠れたし待ちに待った練習だ、頑張るぞ。

しかし、あの地獄の道を走ると考えると嫌だな。そう思いながらもこの道を通る。田舎だから仕方ないね!とまぁ本当に舗装されてないなこの道、どうにかならないのかな。

ガサガサ

ん?今そこの草が揺れたような気がしたぞ?

「て、うわぁぁ!!スライム!?」

飛び出してきたと思ったら戦意マシマシヤバいやつとにかく倒した方が良さそうだな。

「とりあえず、とりゃ!!」

そう言ってファイアーボールを出す。

あれ、詠唱は?そう思われないように人前では極力控えている無詠唱魔法と呼んでるものだ。

(いってーなーこのヤロー、加減を知らんのかよ加減をよー)

ん?なんか話しかけられてる?もしかして無詠唱魔法見られてた?ヤバイよそしたら。

(おいおい落ち着けよ、俺はお前が今倒したスライムって言うのか?そいつの意思だよ。)

「えっと、理解が追いつかないんだがまずお前は何者なんだ?」

(確かに名前言ってなかったわ。自己紹介しねぇと無礼者ってゼウスも言ってたっけ?

俺様の名前はルシファー。創造神にして破壊神ってぇ言うのはぁ俺の事だぜ。)

「で、そういうのいいから本当のこと言って貰ってもいいですかね?こっちは今時間ないんですわ〜」

(ってそりゃねえぜ、神ってものを前にしたら大体のやつは崇めたり恐れたりするのになんでお前恐れねぇんだよ、おかげで主導権握り損ねたじゃねぇかよ)

「じゃあ聞きますけどね?初級魔法が効くような奴のことを神って信じるか?お前。」

(ギクッ!)

「おや、図星かな?」

(乗っ取った身体に左右されるだけですし、俺様が弱いんじゃなくてあの魔物が弱いんですーだ。てかお前口に出して喋ってるけど察しが悪いんだな、お前。)

「あ?どうゆう事だよてめぇ」

(まぁまぁ落ち着け、お前最初俺が話しかけた時に何も喋ってねぇだろ。俺様はな、乗り移った奴の考えをよぉ言葉にして聞くことが出来んだよ。まぁ簡単に言えば思考干渉ってやつだな。)

「つまり俺が口に出さなくても思考の中で会話できると?」

(おぉあんた頭いいねぇ、そういうことだよ。神様って便利だろ。)

「まぁ確かにそうかもしれねぇけどさ、それってなんがズルくね?」

(別にいいんだそんなことはよ、それよりも早く行かないとヤバいんじゃねぇのか?)

「やべぇ早く行かないと遅れる〜」





「危ねぇ何とか間に合った」

「おお、まさとくん久しぶりやねぇ」

この人は南谷クラブの監督さん。父さんもこの人にお世話になったらしいすごい人なんたって

「お久しぶりです、と言っても昨日会いましたけどね?」

「なんやノリ悪いな〜マサトくんは、まぁええよ。ここはな実力主義ではある。だけどみんな平等にレギュラーになれる権利があるんや。」

「へぇ、そうなんですね!僕も頑張ります。」

「とりあえずマサトくんは体験組ってことで最初はベンチから練習見といてくれるかな?」

「はい分かりました。」




暇だ。すごく暇だ。

(へぇお前野球やろうと思ってんだおもしれぇなお前、てかマサトって言うんのかお前の名前。)

ああ、そうだよ。せめてスピードガンとかあればあの人たちのこの世界においての力加減がわかるんだけどな。

(そのスピードガンってなんだ?)

そのものの時速を測れるようなもんだよ。

(え?なんだそんなことか、そんなことなら俺のスキル、能力作成使えば一瞬だぜ?)

……は?何そのチートスキルは、ガチでお前何者?

(だから創造神にして破壊神のルシファー様って言ってるだろ)

あーはいはいそうでしたねー。とりまそのスキル作成ヨロ!!

(はいよ、任せとけ……ホイ出来たぜ。)

はや!!何その速度はやすぎん?

(とりま使ってみろ、スキルスピードガンって言えば使えるようにしといたぜ。)

了解ちゃんとできてるかテストさせてもらうよ?

「スキル スピードガン!!」

その瞬間俺の視界の中に速度表示されてる部分が出てきた。

(速度を測りたいものを見て測定開始って言ってみろ、速度が表示されるようになってるぜ?試しにあいつが投げようとしてる球を測定してみろ)

「測定開始!!」

おぉすげぇちゃんと数字出てきた。ええと?110km/h?あの人何歳なのかわかる?ルシファー

(おぉ!当たり前だぜ?えっとあいつの年齢はっと15歳っぽいな。)

ちなみにそれはなんのスキル?

(これは鑑定っていうスキルを使っててな、相手の年齢、個体名、所持スキル、能力数値などが分かるんだ。あと、お前は体力テストってやったか?)

うん一応やったよ?

(その数値も見れるぜ!まぁ魔法力に関してはなんで体力テストにしたのかは神からしたら全くわからんが人間の考えはよく分からないぜ。)

ふぅんそいつは強いスキルですこと。

(あぁ、あと妨害系のスキルや詐欺系のスキルを持ってるやつの能力はあんま見れないな。)

なるほどね〜スキルにも色々あるんだなぁ

「マサトくん、じゃあ君にピッチングしてもろてもええかな?君は今何歳なんや?」

「5歳ですね。」

「分かった。一応大会参加することはまだできない。13歳になってからしか参加できないからあまり期待はせんといてな。なんせ人数が好かないからなハッハッハ。まぁまずたまの握り方と投げ方は分かるかな?」

「はい一応父さんに教えて貰ったので。」

「よしじゃああの捕手に向けて思っきり投げてみよか。」

「分かりました!!」

異世界に来て初めての投球、ボールは少し柔らかく軽い、素材は同じっぽいが感覚が少し違う、安いのかもしれないな。距離はだいたい18.5m位かな?あんま変わんないやとりあえず全力で投げてみようかな!

「ふん!!」

バシッ

うーん少し感覚落ちたかな〜?ルシファー?今の何キロだった全然測ってなかった〜

(ん?今のか、今のはだいたい95km/h位だったぜ?)

俺の子供時代より早いねいい感じやな。

「………え?」

監督さんの反応めっちゃお手本みたいやな。

「……ま、まぁ君が規格外なのは十分理解できたよ、これからは基礎トレしっかり積んで行こうか。」

「はい!!」



にしても思ったよりもしっかりしてたな、グラウンド、そういえば創造神さん。あなたってグラウンド作れるの?

(作れねぇな。あんだけデケェもん作るとすると時間がかかるし何よりも魔法力の効率が悪すぎる)

そういうことなのか、大変だなお前も。

てかお前ずっと俺の中にいるの?不便じゃね?

(これが一番落ち着くんだよ生物の中にいるのはなんか落ち着くんだ。)

そういうことなら出ていくのは強制はしないけどな。

「さぁルシファーさんよぉ、家に着いたぞ。」

(へぇちゃんとしてる家じゃねえの)

じゃあ家に帰った時のおまじないを教えたやるよ

(なんだ?それ)

ちゃんと覚えてけよ、行くぞ?

「ただいまぁ!!」

「「おかえり!!」」



一方その頃南谷クラブ作戦会議室にて……

「という訳でマサト・スズキくんは王国都立野球学院に12歳まで預けると言うことでいいかね監督さん。」

「えぇいいですよ?そこ代わりにちゃんとお願いしますよ?」

「ええそこはしっかりと」









実は作者受験生です。なので更新頻度はめちゃ遅くなります、許してください。

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