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あとがき――のようなもの――

 ここまで読んでくださった皆様、ここから観てくださっている皆様、ありがとうございます。


 こちらは、『どうやらダンジョンが異世界転生してきたようです』のあとがき――のようなもの――になります。


 本編のネタバレを含むことをご了承ください。




 この話はまず、『ヒロインがスカートをたくし上げて尻尾を見せる』シーンが頭に浮かんで、そこに向けて書いていった感じです。


 ろくに世界も魔法もキャラクターも設定を決めずに書き始め、そのまま公開しているので、設定が薄っぺらくてあやふやだなと感じたとしたら、そのせいですね。 


 何話か書き溜めて、公開し始めた時にはまだ、明狼、羅羽羅、日美々の設定も関係性も詰めてませんでしたし、今なお詰まってないままではあります。


 学校を攻略した時点では、ダンジョン化させようとした存在も決まってなかったんですよね。


 羅羽羅が明狼を活躍させるためにやったとか、不知川の組織のトップがやったとかも考えたりしてました。


 さすがに伊藤さん家に乗り込む時点では決まってたんですけど、いつ決めたか作者もすっかり忘れてしまいました。いつだったんでしょうか?


 そういえば酷い話なんですけど、不知川(しらぬがわ)の組織についてもなんにも考えて無かったです。


 漠然と皇族が組織を作って、不知川に運営押し付けて、羅羽羅が目を付けて、現在は羅羽羅が実質的な舵取りをしてるんかなってくらいなものです。


 それくらい適当にしか考えていないので、作者の気付いてない齟齬や矛盾がありましたら、皆様に丸投げしますので、上手いこと収まるようにそれぞれで補整していただければありがたいです。


 これ書いていて思い出したんですけど、尻尾を見せているシーンで、外から羅羽羅が帰ってきたことに、なんらかの意味を持たせようと思っていたんですけど、忘れて放置したままでした。


 ダンジョン化の黒幕だったら、あのへんの一連のシーンを演出する為だった、みたいな時のために外出しててもらったんですけど。


 今考えるとすると、転生の女神に定期的に現状報告をすることになってて、あの日のあのタイミングがそれだった、みたいな感じですかね?


 羅羽羅がそっちに報告する日を狙って、黒幕さんが動いたとかそういう感じなんでしょうね。きっと。


 転生の女神の存在も、獣人たちの話を書いた後で、こいつら暴れたらヤバくね? なんで皆が皆こそこそと大人しくしてるんだ? と、気付いて生み出された、後付の後付の後付みたいな存在でした。


 獣人たちといえば、果乃都陽(かのつひ)という名前だけ出ている子がいました。


 羊の獣人である彼女――つひちゃんは、獣人パーティーにおいて盾――タンク役なのですが、ダンジョン攻略しながら動画撮影している時に、何か――考えるのがめんどいので考えません――があって大怪我を負ってしまうのですが、何故か――考えるのが面倒なので以下略――動画撮影班に紛れ込んでいた明狼が、魔法でこっそりと治癒した際に、回復魔法から感じ取れた魔力が、幼い頃に治してくれた人と同じだと気付き、感謝と恋心でぐいぐいと明狼に近付いていく、みたいなことを考えていました。



 獣人たちにせよ、ドラゴンにせよ、剣と魔法のファンタジー世界から来たというのに、名前は漢字で設定されています。


 今にしてみると、それぞれカタカナ表記でよかったなとは思うんですが、各異世界を生み出した神様が日本人で、どこの異世界もひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットで書かれているんでしょう。そういうことにしておいてくださると助かります。


 各キャラクターの名前の由来ですが、適当に思いついたことわざ慣用句、四字熟語をひっくりかえしたりしております。


 最初のころは、何の脈絡も関連もない言葉からつけられていたりしますが、獣人たちのあたりでは、その種族に関する言葉をいじってますね。


 加池(かいけ) 明狼(めいろう)――明朗会計、のような感じで、本当にパッと頭に浮かんできたものから取っていました。


 小唄(こうた) 日美々(にみみ)――耳にタコ(ができる)、を下から読んだ感じなんですが、ヒロインにあるまじき言葉から取ってますね。にみみって名前はめちゃくちゃ気に入ってます。


 都連(つつら) 羅羽羅(らうら)――津々浦々。


 塀所(へいじょ) 芽緒(めお)――汚名返上。


 不知川(しらぬがわ) 基圭(もとけ)――知らぬが仏様。


 烏寄(うより) 萌美智(もみち)――魑魅魍魎。


 柘植雨(つげう) 代千華(よちか)――花鳥風月。


 師世付(しよつけ) 仁雄優(におゆ)――蜀犬、日に吠ゆ。出てないですが名字もありました。


 板鴨(いたかも) 乃胡音(のこね)――猫の手も借りたい。


 御下滝(みかたき) 果乃都陽(かのつひ)――羊の皮を着た狼。


 雨狩(うがり) 威扇(いせん)――画竜点睛(を欠く)。


 伊藤 留義統(るぎす)――これ由来なんだったんですかね? 伊藤は後付けで、たしか、過ぎたるは及ばざるが如し、だったと思うのですが、覚えてないんですよね。メモにも残ってないし。


 留義統は学校のボスとして、早めにキャラクターとしてはあって、当初別の名前だったんですけど、「伊藤さんちもダンジョン化してる」って言うときに、当初の名字だとそれが名字なのかなんなのかわかりにくくて、存在する名字は使いたくないという下らないこだわりを捨てて、わかりやすい名字に変更した、ような記憶があります。当初の名前は思い出せませんが。


 あとは、転生の女神様も、ダンジョン子ちゃんも名前は決めておりません。良くないとは思うんですけど、作者のめんどくさがりが出てます。




 学校に取り残された芽緒のシーンなんですが、韻を踏ませてます。


 もし仮にですが、会話している相手が、妙に韻踏んでたらどう思いますか? オヤジギャグ連発か、ラッパーに憧れているか、頭がオカシイかですよね?


 つまり、頭がオカシクなっている演出です。


 ということにしておいてください。作者がやりたかっただけなんですけども。


 留義統も同じく、頭がオカシクなっている演出で、七五調で話させています。


 体育館に『たいくかん』とルビを振ったのは、五音にしたかったからだけです。




 世界が変化したという話でもあるので、「変化」や「変わる」というような言葉をテーマ的に入れて書きましたが、この話のテーマっぽい感じに書いているだけで、特に深く考えていたり思っていたりするわけではないです。


 テーマっぽく書いている自分に浸っているだけの自己満足です。


 なので、こちらも薄っぺらいなーって思ったら、それが正解です。


 しかし、どう受け取るかは受け取り側の自由なので、何かいい感じに受け取ったのであれば、それはそれで作者を讃えながら受け取っておいてください。


 悪い感じに受け取った方は、絶対に表に出さないで心のなかにしまっておいてください。



 だらだらと思いつくままに書いてきましたが、一旦満足したのでこのへんで。


 こんな駄文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


 またどこかでお目にかかれるよう頑張ります。

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