表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
400.W.S  作者: たちかぜ
4/7

今時、体育館裏なんてダサイよな。

ってなことで、帰り道にある公園にした。

正々堂々と戦うには良い場所だ。

蝉の鳴き声がうるさいのと、暑いっていう難点があるけれど、

決着はすぐに着くはずだ。

俺たちはうなづき合って、そこに向かう。

負けられない。

目的地に着くまで、俺たちは一言もしゃべらなかった。

そう、これは真剣勝負なんだ。

 

公園の広場で向かい合う。

「覚悟はできてるんだろーな」

「できてるよ」

一回勝負だからな、と確認し合い、互いに身構えた。

額から汗が流れ落ちる。

「行くぞっ!」

声を合わせて次の言葉を言う。

「ジャンケーン――」

負けた方が夏休みの宿題を二人分やるのだ。

結果?

今、アホだと思ったろ?

だから、秘密さ。

<了>

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ