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戦乱である。4

終わらせます。

最終話(にしないとマジこっちが死ぬんだよ!)

「なぁ!またあの姿になってくれよ!」

「ダメだ!!!」

 予想外の大きな声により、頭が震える。

「なんでだよ!あんなカッケぇのによ!」

「おまえ、まさか力がすべてなんて思ってねぇだろうな」

「……そうじゃねぇのか?」

 意味がわからない。

 最初に言ったようにこの時代は戦いがすべてだ。力がなければ死ぬ。待ってるのは死だけだ。しかし老人などがいるからどうしても戦えない人たちが出る。そのような人が安全地区に行くのに……

 だからこいつがここにいることがおかしいのだ。

「力だけじゃこの世は成り立たない。じゃあ何が必要だとおもう」

 け、敬語じゃ、ないとこんなにも怖いものなのか。

「教えてやるから、ついてこい」

 ……どこにいくんだろうか。


「ここだ」

「……ちょっと待てよ」

「さぁ入るぞ」

「いや、ちょっと待てよ」

「何だどうした」

「このいっしゅんでどうしてここまで来た」

「ただちょっと飛んだだけじゃないか」

「さっきまで仙台だったぞ」

「今はブラジルの奥地だな」

「おかしいだろ!!!!」

 地球の裏側じゃねぇか。

「さぁ行こう。時間がない」

「……そうっすか」


「よう、入るぜ」

「おひさしぶりです」

「こ、子供?」

 その建物の中には、子供が一人。ん?なんかおかしくないか?

「よくきました。おちゃでものみますか?」

「いい。それよりも、だ」

 そう言って座りだす師匠。そういえば名前ってなんだっけ?ジミーなやつだったと思う。

「こいつにお前の力を見せつけてほしいんです」

「なるほど。みるところ、ちからがすべてとかおもってるんですね」

「そうなんだ」

 ま、まさか、この子供、見かけによらず超強いとか?

「よい  しょっ と」

 そういってたちあがる子供。

「ぼくのなまえはイオ。フカルディオ・イオ」

 そういえば日本語普通に話してるけど、見た目外人なんだよね。

「俺とやるってのか!」

「ふふふふふ」

「来い!」

「いくぞー」

 そう言って殴りかかる子供。

「っていっ!」

―ポスッ―

「……」

 まったく痛くねぇ!

「た、たおれないだと」

「違うでしょ、イオ君。あれ見せちゃってよ」

「あれですね。いいでしょう」

 そう言ってポケットを探るイオ。まさか、凶器か!

 ………………………………けーたい?

「―――――――――――――」

 なにやら話し込むイオ。

「なぁ、あいつほんとにあんな弱いのか?」

「信じられないほど弱いですよ」

 まじ、かよ。

 と、ここで。

―バラララララララララララララララララララ―

「なんかヘリコプター来たぞ!」

 中からなんかめっちゃ人が……!! !!!

「――――――!」

 何だあいつら……!ただならぬ気配が……!しかも、全員!!

「ってか、何語話してんだ、イオは」

「あいつ、結構外国語話せるぞ」

「みたかい、ぼくのちからを」

「なにがだよ」

「権力だ」

「師匠」

「あいつは天才でな。力は弱いが、その気になればあいつの下にいる者どもが、世界を征服することもできる」

「ま、まじかよ」

「これでわかったか。力だけがこの世のあり方じゃねぇってな」

 ああ、じゅうぶんさ。だって―――

 俺はこいつらに、震えてやがるもんな。


 力だけがすべてじゃない。


 力を求め、旅に出た俺は、じゃあ何がすべてかを知った。


 それは――――――――――



 そんなもの、ないってことを。

 はーい天野でーす。むりくり終わらせた感満載でしたねー。だって私気付いたんです。


 五個同時とか、無理じゃ……………。


 ……では!おさらばっ!

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