第5話 運命の歯車は回り出す
どうも皆様、こんばんわ。カナデです。
今回は元に戻って転入生紹介の場面となります。
それでは、お楽しみくださいませ。
カッカッと、チョークが黒板をなぞる音だけが響くほどの沈黙。
それほど、皆が転入生に注目している事がわかる。
まあ、皆が注目するのも無理はない。
なぜなら…それだけ彼女が、綺麗だからだ。
全てを見通すようなチョコレート色の瞳。
自然な色合いの黒い髪。
透き通るように白い肌。
はっきりとした目鼻立ち。
まさに「美少女」といった感じだ。
僕は彼女に…すっかり惚れてしまった。
カッ、とチョークをおく音で我に返る。
ふと前を見ると、転入生が名前を書き終えた所だった。
「神山…奈々です。どうぞよろしく。」
彼女ーー奈々は、そう言って軽く頭を下げる。
その仕草一つにも、お嬢様のような優雅さがあり、少しドキっとする。
「じゃあ神山の席は…」
と言いつつ、西村先生は教室を見渡す。
「お、桐谷の隣が空いてるな。」
と、僕の隣の席を見ながら彼女は言う。
「じゃあ、あそこの席に座ってくれ。」
「わかりました。」
なんと、奇跡的に奈々さんが僕の隣の席に座ることになった。
それが嬉しくて、僕は内心凄く舞い上がっていた。
奈々さんが席に座ってから、僕は声をかける。
「僕、桐谷純っていうんだ。よろしくね。」
僕は精一杯、普段通りの表情でそう言う。
「ええ。よろしくね。」
すると奈々さんは、そう言いながら僕に微笑んでくれる。
それを見て僕は、とても嬉しく感じた。
ーーこの出会いが、のちに悲劇を起こすとは知らずに…
如何だったでしょうか。
何だか、今回のサブタイトルは中二くさかったですね…。
実は最近、アイデアがなかなか思い浮かばず悩んでおります。
やっぱり、私は小説を書くのに向いてないのですかね…?
とにかく、出来るところまで頑張ってみたいと思います。
それでは、また次の話でお会いしましょう。




