〜プロローグ〜
どうも皆様、始めまして。カナデと申します。
今回、初めて小説を書いてみました。楽しんでいただけたら幸いです。
ー夜、とある繁華街の路地裏にてー
「ねぇ君、ちょっと俺らと遊ばない?」
3人の男たちが、1人の少女を取り囲むように陣取っている。
その少女は異様な雰囲気を漂わせていた。
制服を着ていることから、高校生と言うことは分かるが、高校生にしては大人の魅惑を漂わせる不思議な少女。
男たちの頬はだらしなく緩み、下心が目に見えてわかる。
少女は白い髪を風になびかせ囲まれたことにも動じずに無表情のままを貫く。
「俺たちと楽しいこと、しようぜ?」
痺れを切らしたのか、3人の内の1人がそう言い、少女の手を掴む。
すると少女の目が煌めいた、と思った次の瞬間
「…あ?」
彼の右手は…消えていた
「ぎゃああああああああああ!!!」
男の断末魔が路地裏に響き、血飛沫が宙を舞い辺りを赤く濡らす。
一瞬のうちに、少女が男の手を噛みちぎったのだ
この惨劇に、残りの二人はただただ怯えていた
3人は悲鳴をあげながら、裏路地から駆け出していった
裏路地には、少女が男の手を噛み砕く音だけが響いていた
如何だったでしょうか。
完全に趣味嗜好でいったのですが、それでも楽しんでいただけたでしょうか。
次回からは、それぞれの視点から二人の出会いを書こうかと思っております。
最初は純視点となる予定です。
それでは、また次の話でお会いしましょう。