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第五話 ふたりでダンジョン探索

本日、二話同時更新しています。

こちらが二話目です。

 ダンジョンの中は階層で分かれていることが多い。より正確にいうならば、奥に行くほど敵の脅威度があがるのだ。これは内部の魔力濃度が影響しているとみられている。入口からほど近ければ魔力は外にも流れていくため薄まり、内部に進むほどそこに留まる魔力が増えていく。

 魔力がたまればそこに魔獣が生まれる。濃い魔力を受けるほど魔獣は強くなり、強大になっていくのだ。また、ダンジョンが存在する地域の影響も受ける。元々、その土地の魔力が多い土地であれば、ダンジョン内の魔獣も強くなる。

 魔力は便利な力であるが、魔獣が生まれる原因でもある。



 魔獣は元々、普通の獣として生まれた。

 しかし、土地に魔力が増えるにつれて、体内に魔力が凝り、魔石を持つ獣が増えた。

 魔力を受け魔石が育つほどに、体内に魔石を持つ獣はそれまでの獣と違い段違いの力を持つようになる。

 それらを魔獣と呼ぶようになった。



 これが、魔獣についてまず子どもたちが習うことだ。

 魔獣を倒せば、その体内から魔石を得ることができる。魔石は人の生活にも密着しているエネルギー源だ。街の入口に置かれている真贋鑑定の魔道具にも魔石が使われている。街中に建てられた明かりのエネルギー源もすべて魔石だ。

 魔石の買い取りは、薬草の買い取りと同じように常設依頼として冒険者ギルドから出している。強い魔獣ほど多くの魔力を保有している魔石を持つことから、大きく魔力保有量の多いものほど高価で買取される。物によってはそれだけで数か月は遊んで暮らせるようになるほどだ。

 そして、ダンジョン内にいる魔獣は外の魔獣よりも強い。つまり実入りもダンジョンの中の方が多いのだ。少しでも稼ぎを増やしたいと冒険者になったものほど、武器に慣れる前に、戦うことに慣れる前に、ダンジョンに向かってしまう。

 しかし、結果ばかりに目が行き過ぎた冒険者は往々にして力不足になりがちだ。そして、そのまま帰ってこなくなることもある。いくら冒険者ギルドで指導しようとも、当人たちに聞く耳がなければどうしようもないのだ。

 強い魔獣はそれだけ魔力を多く持ち、そして、知性を持っている。付け焼刃の実力では早々に殺されてしまう。そして、大きな魔石をもつということは、周囲の環境も通常よりも濃い魔力に満たされているということだ。

 自分自身の持つ魔力よりも濃い場所で戦うにも慣れが必要になる。例えるならば、水中で陸上と同じように動くことができるか、ということだ。入口から順に戦い続けていれば体は次第に慣れていく。何度も同じことを繰り返していれば、体も適応し、濃い魔力濃度の場所でも普段通りに戦うことができるだろう。

 そしてそれは魔獣にも同じことがいえるようだ。最奥にいる魔獣は、そのダンジョン内で一番強い魔獣が控えている。そのダンジョンの魔力に一番適応した魔獣が。

 それがダンジョンの主として存在するのだ。

 仮にそのダンジョンの主を倒したとしても、また新しい主が生まれる。それは前とは違う種の魔獣であることが多い。おそらく、ダンジョンの中でも力による階級があり、その階級により主が決まっているのだろう。基本的にダンジョン内で生まれた魔獣が外に出てくることもない。それはダンジョン内の魔力と、外の魔力の濃度の違いのせいだと言われている。

 どうしてそうなっているのかわからないが、まるでそれがダンジョンの決まりであるかのように、どんなダンジョンであろうとも変わらない。

 ダンジョンは増えることも、消えることもない。

 そこに在り続けるのだ。

 しかし、内部のつくりはダンジョン毎に違う。その為に、近くにある冒険者ギルドで扱っている地図を買う必要があった。買わなくとも入ることはできるが、そんなことをするのは、考えなしの無謀な者か、よほど地形理解に有利なスキルを持っているか、のどちらかだ。

 ルプスだってスキルによっておおよその地形はわかるが、初めて入るダンジョンでは必ず地図を買うようにしている。大体、冒険者ギルドで扱っている地図に載っているのは地形だけではない。そのダンジョンで採取できる薬草や鉱石は当然のことながらこれまでに判明している罠も書かれていることが多いのだ。

 そうした情報は冒険者から齎された情報もあれば、職員が調査し、判明したものもある。冒険者であれば、内容によって情報量として幾ばくかの褒賞も出る。情報は力なのだ。

 最初から『ある』とわかっている罠なら避けることは容易だ。斥候能力がなくとも、地図で把握しているだけで生き残る可能性がぐんとあがる。だから、地形情報そのものも重要だが、どちらかといえば、そちらが目的で購入するものも多い。

 自分で一つ一つ調べるには時間も命もかかって仕方がない。

 新しいダンジョンの情報を調べることを楽しむ冒険者もいることを否定しないが、ルプスはもちろん、かつての仲間たちもそれよりはダンジョン内の魔獣を倒したり、踏破することを目的としていた。前もって情報があるならそれに越したことはないのだ。

 当然、このダンジョンも情報は多くあった。しかし、二年前に周囲の魔力濃度が急に上昇し、内部の魔獣の分布が変わったままのようだった。それにあわせて地図も直していく必要があるのだが、情報が足りない。

 このままでは溢れが起きてしまう可能性もあった。

 ダンジョンの溢れは、滅多に起きない災害だ。冒険者が定期的に入り、内部の魔獣を倒していれば簡単に溢れることはないと言われている。しかしかつてルプスが冒険者として活動していた地域にあったダンジョンは溢れた。

 魔力の急激な上昇に関して調査は続けられているが原因はいまだに不明。

 現状では魔獣の分布や採取物の調査を続けている状態で、正確な地図が出来上がるのはまだ先のことになるだろう。それに伴い、ダンジョン内ではより慎重に行動することが求められてた。

 ダンジョン特有の体に纏わりつくような魔力を感じながら、ルプスは双剣をふるった。足を踏み込み逼迫する。相手が攻撃する体制に移る前にその体に刃を潜らせれば、それで終わり。

 その繰り返し。

 まだ入口から入ったばかり。出てくるのも一振りで倒すことができる魔獣ばかりだ。


「いったん解体するぞ」


 ダンジョンによっては倒した魔獣を解体しないまま放置しているとアンデッドになる場所もある。幸いこのダンジョンにはそのようなギミックはないけれど、放置していても邪魔なだけだ。

 しばらくすると死体から魔力が抜けてダンジョンに吸収されるらしいが、余裕があるなら解体しておいた方が良い。それは自分たちの足元の安全確保でもあり、後から他の冒険者が来た時とためでもある。死体から発する匂いや魔力に惹かれて新たな魔獣が寄ってくることもあるのだ。自分のためだけでもなく、他人にかかる影響も減らさなければならない。

 万が一、そのせいで本来ならその場にいない魔獣が現れてしまったら、それだけで危険度は一気に上がってしまうのだ。それは実際に過去に前例がある。だからこそ、ダンジョンに入る前に口うるさいほどに倒した魔獣の扱いは指導されることになる。

 入口付近に接敵する魔獣の体内から出てくる魔石は精々小指の爪くらいのものから親指の爪程度。親指の爪くらいの大きさになれば日々の食事代にはなる。深度が深くなると手のひら大や、抱えるほどの大きさになることもある。

 手のひらをこえるほどの大きさの魔石は中々市場に出回ることはない。それほどの大きさの魔石になると倒すのも厄介な魔獣にもなるし、買い取るにしても高額だ。遊んで暮らせる金額の魔石はこのあたりのものを指す。

 だからこそ、駆け出しの冒険者や一攫千金を目指すような冒険者では無理な話なのだ。

 そして、そうした魔獣を倒す実力を持つ冒険者であれば、魔石を売った金で装備を整えるものが大半だ。装備は買って終わりではない。高くて良いものは簡単にだめになることはないが、相応に手入れが必要になる。

 ルプスが使っている双剣も、武器職人の中でも特に腕の良い職人と出会うことができたからこそ依頼し作れた傑作だ。月の光のようにしんと冷たく光る刀身をもつ。その印象の通り月光と名付けられた双剣はいつだってルプスの傍にあった。

 念のため武器の状態を見た後、先を行くエクレピアの背を眺めた。ゆるく背中に落ちる紺色の髪は乱れた様子もない。前衛職より先に行くな、と言っても聞かないだろう。パーティーで活動するときはともかく、こうして二人で行動する時は自由そのものだった。

 それにしても、相変わらず、見た目に反した戦い方をする。

 エクレピアの戦い方を見ながら、ルプスは胸の内でぼやいた。

 しゃべらなければ、動かなければ、戦うところをみなければ、いかにもエルフ、といった神経質さを感じる。けれど、その戦い方はまさしく冒険者だ。

 魔獣を倒すことに重きを置き、詠唱も簡略化されている。魔法を行使する際の詠唱は決まったものがあるわけではないらしい。あくまで『こうした魔法を使いたい』という意識を周りにいる精霊に伝え、そして補助してもらうためにあるらしい。

 ルプスが辛うじて使える魔法は身体能力を高めるための魔法だけだ。それも、ほんのわずか高くなるだけのもの。最もこれはルプスの種族特性であり、どう努力をしても変わらない部分である。

 だから魔法に関して知っていることはエクレピアや、他の仲間たちから聞いた話だけになる。

 けれど、戦いやすい。補助魔法も巧みに使い分けるエクレピアの魔法と共に戦い続けているとまるで自分自身の力も上がっているような気がしてくる。

 思いあがってはいけない。自分の力は、あの時から大きく変わっていないのだから。


 ■ ■ ■


 ダンジョンの主がいると思われている階層まではいかなかった。このダンジョンは五十層から成っていることが判明している。最終層まで行こうとすれば泊まり込みも必須だ。今日はそこまでの準備をしていない。装備自体は魔法鞄に入っている分で充分足りるが、翌日はルプスの仕事がある。もし冒険者のままであれば、このまま泊まり最終層まで向かっていただろう。

 少なくとも、調査という点では収穫があった。

 一層から五層の低階層では大きく目立った変化はなかったけれど、六層以降になってくるとおおよそ、二階層分は強くなった魔獣が出てくるようになったのだ。種類は変わらないことから、ダンジョン内の魔力濃度があがり影響が出ているのではないかと推測出来た。

 魔力濃度に関する調査は一度ギルドマスターに話しをしてから領主に報告し、調査員を派遣してもらった方が良いだろう。簡単に頭の中で報告することをまとめていると、満足そうな表情を浮かべたエクレピアが近づいてきた。


「満足したか?」

「それはもう。それに、お前も楽しそうにしていたから安心したさ」


 言われて気が付いたが、ルプス自身も戦闘を楽しんでいた。なんだかんだと言いながらも共に戦うのは楽しいのだ。魔獣に対して動くほんの少し前に投げられるバフも。死角を狙って動こうとすれば魔獣の視界をつぶすような魔法を投げていたり。やりやすくて、懐かしい。

 そういえば、あの頃もこうだった。最近では一人で戦うことに慣れていたけれど、エクレピアがいる感覚を戻してしまうと、もう一人では戦うことができなくなってしまいそうだ。


「あぁ、そういえば宿のあてはあるのか?」


 ダンジョンを出ればあたりはもう夕闇が迫っていた。途中で休憩をいれていたとはいえ、流石に少し疲れが出ている。夕食をとってから解散するか、と考えたときに、そういえばこの男は宿を決めていたのか聞いていないことに気が付いた。


「いや、適当に空いている宿に泊まるつもりだが」


 そういえば、と聞けばまったく宿のことを考えていなかったのだろう。もしくは、最初からルプスの家に泊まることを考えていたのか。パーティーで動いていた時は宿の確保などもエクレピアが担当していたことから、後者の可能性が非常に高い。


「あー……。この辺、大体どこも長期逗留する冒険者が多いせいで、空いてるのは低ランク向けの安宿ばっかりなんだよなぁ」


 どうしたものか。

 低ランク冒険者向けは、まだ対して稼げない冒険者たちのために作られた宿だ。部屋を狭くした分、部屋数を増やす。いってしまえば、寝るためだけの部屋が並ぶ宿だ。

 宿賃は安く、精々薬草の採取依頼で二束ほど納品すれば泊まることが出来る。ただし、食事は別だ。自分で作れるように調理場はあるがそれだけ。材料も自分で用意する必要がある。例え料理が出来なくとも街中で出ている屋台で買ってきてもいい。

 そのあたりは自由だが、不便が勝つだろう。

 ランクが上がれば上がるほど、当然依頼料も上がっていく。そうすれば泊まる宿の質も変化していくのだ。それは、冒険者自身の身の安全のためでもある。ランクが高いということは持ち物一つとっても一般的に手に入りにくいものになっていくため、盗人に狙われやすい。簡単に盗まれることはないだろうが、後先を考えることができない犯罪者はどこにでもいるのだ。

 しかし、手を出したところで目的が達成できるかというと、まず無理な話だ。下手をすれば見とがめられる前に自身の命を失う。相手が盗みを働こうとしていた、とするならば正当な権利として認められる。ならば魔が差さないように最初からランクで泊まれる場所を変えていた方が問題は起きにくい。それも低ランク向けの宿泊所ができた理由の一つであった。

 だから、安全が確保できない宿に高ランク冒険者が泊まることを、周りは看過できないのだ。それは当然、冒険者ギルド職員としてのルプスの考えでもあった。


「構わないが?」

「俺や周りが構うの! ったく、仕方ない。お前、俺んちに泊まれ。高ランク冒険者が同じ宿にいるなんて周りが委縮するだろうが。どのくらいいる予定なんだ?」

「とりあえず七日くらいか。せっかく来たからにはお前の仕事の様子も見ておきたいしな」

「お前は俺の保護者かよ……」


 げんなりとしつつ、そういえば、この男は昔から自分の面倒をみようとしていた、なんて余計なことまで思い出してしまう。年齢だけを見るなら倍以上の差がある二人だ。その年齢差が余計にエクレピアの保護欲のようなものを刺激してしまうのだろうか。


「俺の仕事の邪魔をしないこと。あと、部屋は好きにしていていいが、家をあさるなよ?」

「わかった。ありがとう」


 柔らかく微笑むエクレピアの姿は昔と変わらない。まるで幼い兄弟にするように面倒を見ようとする事にはげんなりとすることもあったけれど、頼れる仲間であることには変わりなかったのだ。それに、彼から会いにきてくれなければ、二度と会うことなく時が過ぎていただろう。


「……きてくれて、ありがとな。やっぱり久しぶりに会えたのはうれしかった」


 恥ずかしさに耐えかねて早口になってしまったが、聞き取れただろう。なんとなく顔を合わせず楽、慌ただしく部屋を出ていく。

 だから、その後ろでなんとも言えない表情を浮かべていたエクレピアのことに気が付きはしなかった。

 部屋を出ていくルプスを見送り、エクレピアは息を吐きだした。

 ずっと、気にしていた。

 怪我をして、何も言わずに自分たちの前から姿をくらませて。風の噂でこの街のギルド職員になったことは知っていたけれど、会いに来ていいのかわからなかった。本当はもっと早く会いに来たかったけれど、顔を合わせた瞬間に逃げられてしまったらどうしよう、なんて自分らしくもなく悩んでみたりもした。

 それでも会わないまま縁が切れてしまうのだけはどうしても許容できずに、こうしてきてしまったのだけれども。

 五年たっても変わっていなかった。

 達観しているようで仲間には甘く、そしてどこか抜けている。相手が言わないことには踏み込まないし、自分にも踏み込ませようともしない。

 いや、あの頃よりも更に他人との間に壁があるように感じた。

 異様に私物が少ない部屋。昔は出かけた先で見つけたよくわからない小物を買っては宿に飾ったりしていたのに、そうしたものも一つもない。

 まるで、何かあればいつでもここから出て行ってしまいそうな、そんな部屋だった。

 本人に、自覚はなさそうだったけれど。

 深く、深く息を吐きだした。

 本当はそこまで関わっていいのかわからない。けれど、この五年間に後悔はしつくしたのだ。

 同じ後悔をするのなら、できることを全てやってからだ。説得は相応に骨が折れそうだ。意外と頑固なことはよく知っている。そして、同じくらい馴染みの相手に弱いことも知っていた。


 ■ ■ ■


 それは、来た時と同じくらい唐突だった。


「いったん王都に戻ってくる」


 仕事の準備をしている時に来た時と同じく滞在する場所として割り振っていた部屋から出てきて急に伝えられたのだ。

 荷物は来た時と変わらない。いや、むしろ減っているようにすら思える。身軽な装備を見たらこれから王都に行くなど信じられないだろう。


「いったん?」

「あぁ、また来るさ。お前が心配だし」


 どうやらこれから頻繁に来るつもりのようだった。頻繁に来ることができるような距離ではないはずなのにどうするつもりなのか。冗談で言っているようには見えないから本気なのだろう。いや、そもそもこの男がそんな冗談を言ったことがないから最初から本気であることはわかっていたのだが。

 そんなに心配をかけていたのなら申し訳ないが、その為に無理をさせるつもりもなかった。


「ちゃんと生活してるのはわかっただろ?」

「ちゃんと……?」


 不思議そうな顔をするな、と言いたいが、実際、この男がいる間に何度か食事を抜いているのを見つかってしまったから下手なこと言えない。

 街を出ていくエクレピアの背中を見送り、結局何のためにここまできたんだか、と首をかしげる。

 それでも、懐かしい顔を見られたことはうれしかった。

 他の仲間たちは元気だろうか。

 王都から逃げ出すように辺境へと来て以来、一切の連絡を取っていなかった。最初は送る気持ちの余裕もなく、落ち着いてからは、忘れられているのではないかと怖くなった。けれど、エクレピアの様子を見る限り、そうしたことはなさそうだ。

 たまには手紙を出すのもいいかもしれない。

 ぐっと背を伸ばし、かつての仲間たちの顔を思い浮かべ口元を緩ませた。



少々気になるところがあり修正しました。

話の流れは変わりません(7/19)

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