前へ目次 次へ 74/88 改め 「ところで兄さんは何を商いに?荷受けの場所も知らないんだったら、大荷物なわけじゃないよな?宝石か何かか?」 「いや、僕は買付けに…」 とっさに答えたが、ブルーはぎくりとした。そうだった。商人を名乗る以上、そのあたりの整理をつけておかなければならないのだった。またも冷たい汗が体を流れる。 「なるほどね。かつてほどの勢いはないにしろ、ギンズバーグにはいろいろ揃ってるからなあ。ま、じっくり見て帰ったらいいよ」 「御改め参ィーーーーる!進めーーーィ!」