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殺された親の遺言

「それと、さっきはごめん。ついカッとなっちゃって。言いづらいけど、兄ちゃんには本当に感謝してるし、大好きだよ。ほんとだよ」アケミは申し訳無さそうに呟いた。


「恥ずかしいからやめろ」ガーディンは本当に恥ずかしそうである。アケミの髪をガシガシなでながら言う。


「それじゃ、ソルフェの姉御、じゃじゃ馬ですが、よろしく頼みます」


「おう、頼まれたわい」ソルフェは得意げに言う。


「あのう」と、完全に蚊帳の外だったブルーが声をかけた。「勝手に話を進められても困るんですが」


「余計な口を出すな」とソルフェが一喝。ブルーは口をつぐんだ。


「さて、ほんなら決まったのう。わしらの道連れは、これから三人になったわけじゃ。ほら、坊主、こいつらに報酬をやらんかい」


「報酬?」


「はじめに言うたじゃないの。ついてきてくれたら、小遣いくらいはやる、とのう。とっととくれてやれ」


「は?それ、僕が払うのか?」


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