表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/87

性欲で頭いかれてんじゃねえのか

「……すまん、聞き間違いかのう、なんか突拍子もないことを言われたような気がしたんじゃが。もういっぺん教えてくれんか」


「いや、だからエイプリルはとても美人だから、殺されるはずがないって言ったんだよ。僕だったら、あんな可愛い子、殺さずそばに置いておきたいって思うよ」


「いや、その理屈は……」


「本当なんだ!」ブルーは声を荒げる。


「僕は、あんな綺麗な娘、いままで一人だって見たことがないよ。もしギリアムが殺そうとしたって、臣下のだれかが止めるに決まってる。白い肌に、金色の髪。目は吸い込まれそうなほど深い青色で、理想的なくらいの背丈、赤い唇……どれをとっても完璧だ。あの、絶世の美女だという王女さまにも引けを取らないくらいだよ。それに……」


「わかった!」少女が音をあげた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ