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王子の怪我もどんどん回復していき、英語も習得して王子のアメリカ生活はどんどん充実になっていった。土日は黒崎家と一緒に駐在員たちとパーティーなどをして楽しく過ごした。王子は言語習得でもその天才ぶりを出して４ヶ月ほどで日本語と英語を完全に習得した。また足の怪我はまだ松葉杖が必要だがあと２ヶ月ほどでなおるほどになった。

そして５月になった。王子の怪我は完全に治り、王子はサッカーワールドカップに出場して優勝した。またウクライナとロシアの間での講話も成立して王子はウクライナに帰国した。王子が戦時下で行った様々な外交駆け引きや戦場での功績は国民に知られていて王子の国民的人気は爆発的に増えた。これで王族や貴族の一部の不満を持つ人間を除いたら王子を国民のほぼ全員が次期国王として支持をするようになったし、今回のことで世界中に王子がいずれ国王になると発表した状態になっていた。こうして王子の基盤と王族が裏切ったことによる同様からウクライナが回復していた。その頃に問題が起きた。王子の祖父の一人であるイギリス国王が病に倒れた。