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ついに葬儀の日を迎えた。王子は棺の跡を歩いたあとストックホルム大聖堂の中に入っていった。そして王子は黒い軍服に青いサッシュをつけたものを着ていた。
葬儀が始まった。まず女王に仕えた侍従長が侍従長を示す杖を折った。それは役目の終了を意味した。そして王子は女王の棺の前で
「私、ティムールリュウリククリスチャンカールアーサージョージルークミハイロヴィチゼレンスキーは偉大なる女王陛下の孫として女王陛下の死を心より悔やみます。そして女王陛下が愛し慈しんだこのスェーデン王国を女王陛下の後を次、国王として女王陛下が行われたように愛し慈しみます。」
と言った。
その後追砲が83発撃たれた。なぜなら女王は83歳で亡くなったからだ。追砲が終わった後王子をはじめとする人々は1分間の黙祷をした。そして聖歌などを歌った。
その後棺はロンドンへ運ばれてウェストミンスター大聖堂の中にあるスペースに埋葬された。この隣には将来イギリス国王が亡くなった時に埋葬される予定の場所。
そして一連の儀式は終わった。
王子は葬儀までの日々がとても忙しかっため葬儀が終わった次の日に倒れてしまった。そしてロンドンに棺を入れるために滞在していたためバッキンガム宮殿の医師達は大騒ぎになったが結果は過労だったためゆっくりと休憩をした後無事回復してウクライナ王国に帰って言った。ただ3日ほど寝込んでいたためウクライナ王国国王の生誕パーティーは欠席した。また戴冠式は5ヶ月後の6月15日と発表されてストックホルムでは準備が始まった。また王子がする書類仕事の量は増えたため新たな補佐をつけられた。今度の補佐はフォール公爵でスェーデン王家の親戚だが王位継承権はない。彼はスェーデン国王としての王子により機密書類閲覧権を与えられて王子が書類をチェックしなくても大丈夫なように仕分けした。彼はとても優秀で忠実な臣下だった。また人一倍幼い国王に対する忠誠心が強かった。
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