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王子は与えられた部屋で何かをコソコソと作っていた。そして自分が部屋を出て魔法の練習をしたりサッカーの練習をするときはクローゼットの中の鍵で開ける部分に隠していた。
王子はオリハリコンと魔石を魔法で生み出した。そしてそれを杖の形にしていった。それを2本作って魔石をそれぞれの先につけた。さらに金のインゴットをつくってそれを装飾に使った。そして2つの魔法の杖ができた。そして片方にイバァンと埋めて魔法で作っったプレゼント用の箱に入れた。もう一つは自分の名前を入れ込んだ。
1月25日になった。今年は去年祝えなかったため例年より豪華だ。ことしは近衛隊と近衛騎士団そして王軍が軍事パレードを行った。そして王族はバルコニーからその様子を見ていた。その後パーティーが王族と貴族と準王族を集めて行われた。人々は順番に並んで国王夫妻に挨拶とプレゼントを献上した。王子は昼寝をしてから参加したために遅れた。そして人々の順番待ちより身分が最も挨拶する人たちの中で偉かったため優先的に順番が回された。そして国王夫妻に挨拶をした。
「お祖父様、御誕生日おめでとうございます。これ僕からのプレゼントです。僕が作りました。」
王は「そうかそうかこれは魔法の杖か?」
「はい 僕とお祖父様のおそろいです。僕が魔法を使って作りました。あとお祖父様の名前を刻印しました。」
「ティムール成長したな。朕はとても嬉しいぞ。今日もらったプレゼントの中で一番だ。ありがとうな。お祖父様が抱っこしてやろう。」
「やったーお祖父様に褒められた!」
そうして国王は王子に高い高いをした。その後また他の人の挨拶を受けた。周りの人はその様子を見てティムール王子にも挨拶が卒倒した。なぜなら国王の一番のお気に入りだと知っていずれ18歳になったら王太子となり即位するだろうと思ったからだ。
人々は彼を次期国王とみなしてそう扱うようになった。そのためティムール王子には次期国王殿下というあだ名が付いた。ただそれを面白く思わぬものがいた。それはオデッサ大公子イゴールジェイクヴィチだ。彼はもしティムール王子が死ねば王位継承をする可能性がとても高く野心を持っていた。そのためティムール王子を暗殺しようとした。そしてたくさんの暗殺者を雇った。しかし一回失敗すると暗殺者を雇うのはとめた。しかしまだ不穏な動きは続けた。
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