21
ウクライナ国内では賠償金が払われて更に西側諸国の支援を受けて急ピッチで復興が進んでいた。さらに防空壕の整備も急速に進められてウクライナ政府は何かあってもいいように大量の発電機を保管しておくことを決めた。
またウクライナ王国の様々な軍の装備を強化したりと軍を復活させていた。
そして8月24日の建国記念日になった。今年は軍事パレードの代わりに勲章授与式が行われることになった。なくなった英雄の遺族や英雄たちが独立広場にて国王陛下から直接くんしょうをもらった。そしてその後ろにはティムール王子が立っていた。人々はミハイル王太子の遺児に会えたことを国王から直接勲章をもらったことよりも誇らしく思っていた。
一週間後王子はクリミア半島をプリンスオブクリミアとして初めて訪問した。そして現地住民に大変歓迎された。そしてその足でドニプロペトロウシク州を訪問してキーウに帰ってきた。
その一週間後王子はアスタヤ帝国の隣国のリンファルト王国の建国祭に出席した。リンファルト王国では婚約破棄騒動を前王太子リカウスが行ったことによりリムンド公爵家に配慮して婚約者がいない王弟の子が王太子になっていた。それが現王太子アルベルトだ。そしてアルベルトは去年アスタや帝国を訪問している。王弟は2人の妻がいる。しかし不倫によって長男マグトが生まれて正妻であるアスタヤ帝国のヘルローズ辺境伯家の令嬢であるオリビアはリュウリク87世のひいひい孫だ。そしてアルベルトはオリビアの子供だ。アスタや帝国訪問の返礼に加えてティムール王子の親戚に当たるためいくこと担った。
ティムールおうじはリンファルと王国の王城に到着して王太子の出迎えを受けた。王子は王太子に対して可愛らしい声で
「はじめましてアルベルト王太子。余はアスタヤ帝国皇子ティムールだ。リンバーゲル大公位をもらっている。」
アルベルトは相手のあまり幼さにびっくりしながら
「よろしくね、ティムール王子殿下」
といった。
そして最上級の客室に通された。なぜならアスタや帝国は大陸1の強国だから怒らせたくないのだ。
その夜の夜会王子は初めて国王にあった。王子は普通だったら圧倒的に不敬な行いをしたが許された。そのあとアルベルト王太子と王太子妃エレナにあって話した。エレナはティムール王子を見て自分の子より全然立派だと思った。夫妻にはげんざい10歳になる息子、7歳になる娘とその双子の弟そして4歳になる双子の息子がいる。そして事前情報によるとまだ2歳なのに彼の立ち振舞はとても立派だった。次の日彼は王太子宮に招かれた。そして4歳になる双子と遊んだ。彼らとティムール王子はとても仲良くなった。そして王子が帰国するまで毎日遊んだ。エレナ妃はティムール王子をかわいがった。また夫の登園の親戚だと知った。
そして王子はウクライナ王国に帰国した。それから1ヶ月と少したった。
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!
していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!
ぜひよろしくお願いします!




