19
4月7日にアメリカ大統領ジョセフルーズベルトがイギリスに訪問した。王子も祖父母と一緒にあった。
イギリス首相とあめりかだいとうりょうはウクライナベルラーシ問題について話し合った。そして共同で記者会見を開いた。その時に新たな軍事支援を発表した。アメリカのは総額5,000億ドル相当でイギリスのは総額4千億ポンド相当だった。
その後アメリカ大統領夫妻はティムール王子とイギリス国王夫妻にバッキンガム宮殿にて謁見した。ティムール王子はスェーデン女王の膝の上で何にも喋らないでずっとでじっとしていた。
アメリカ大統領夫人は
「なんて可愛らしい王子ですね。」
と言った。
そしてスェーデン女王は
「ありがとうございます。私の自慢の孫です。」
と言った。
このように会談は終始穏やかに進んでいった。ただ途中からウクライナ問題について話し始めて場がピリピリし始めた。王子は英語がわからないため意味が分かってはいなかったが雰囲気が変わったことには気づいていた。しばらくはじっとしていたがそのような状態に飽きた王子が膝の上を降りてサッカーボールを従者にとってきてもらって扉を開けて庭で遊び始めた。その様子を臣下は止めようとしたがアメリカ大統領夫妻は逆にあまりのサッカーのうまさにびっくりした。そしてその後サッカーの話をし始めて場は再び和んだ。
そして1時間半ほどの会談は終わった。
その夜は晩餐会があったが王子は出席できなかった。なぜならまだ幼すぎるからだ。そのため一人でご飯を食べるのを嫌がってそのまま寝てしまった。
1ヶ月後ロンドンワールドカップが開幕した。ウクライナ代表はaグループに入っていた。ウクライナの他にはニュージーランド、サウジアラビア、メキシコが入っていた。ウクライナ代表は勝ち点9でグループリーグ一位出場した。そしてベスト16でアメリカを破った。その後ベスト8ではスペインを破ってベスト4に進出した。そこでクロアチアと戦って苦戦したが勝った。この様子に多くの人が応援した。そして決勝戦でフランスと戦って惜しかったが負けた。王子はとても悔しがった。
普通なな日が続いた。そして月日はどんどん経って行った。そしてウクライナ軍とベラルーシ軍は領土を全て奪還して国境で睨み合いをしていた。
ロシア大統領はこれ以上は無駄だと判断してまた次の機会を狙おうと決めた。そのため講和条約が2154年6月3日に結ばれた。この条件は前回の講和条約の厳守と追加の賠償金を払うと言う条件だった。王子は停戦の知らせを聞いて大喜びした。しかし問題が起こった。
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!
していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!
ぜひよろしくお願いします!




