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ティムール王子はロンドン国際空港に到着した。
イギリスの国王夫妻、ウクライナとポーランドとリトアニアとデンマークとスェーデンの大使が出迎えた。
そして張り切りすぎたイギリス国王夫妻が新たに用意したティムール王子の専用車に乗り込んだ。車はニコラ商会製の最高級車であるssランクの魔道車で一回の魔力の補充で2000kmほど走れる。値段は90000イギリスポンドがかかる。さらに車内ではテレビがついているため王子は退屈をしなくて済むようになっている。
そして新しい専用車に一人で乗ってイギリス国王夫妻とともに車列を組んでバッキングダム宮殿に向かった。イギリスでは王位継承権第一位は国王夫妻そして第2位から第6位の人と特別な許可を持っていない限り同じ飛行機や車に乗ってはいけないという法律が存在する。そのためティムール王子は一人で車に乗らなければいけなかった。
そして空港を出た1時間ほど後にバッキングダム宮殿に到着した。バッキングダム宮殿では近衛楽曲隊が演奏をして儀仗兵によって栄誉礼が行われた。
その後国王夫妻が用意した部屋と専属メイドを紹介された。
そしてその日は夜が遅かったためにすぐ寝た。
その翌日王子は朝5時に起きて本を読んでいた。この本は魔法の本でウクライナ国王がポーランドに送ってきたものだ。ティムール王子は魔法を使ってみたいと思い庭にでた。そして火の魔法を無詠唱で使った。威力は初級のファイアボールだったが中級魔法レベルの威力でかつとても良くコントロールがされていた。たまたまその様子を見ていたティムール王子の護衛はびっくりしてそのことをウクライナ国王に伝えた。そのためウクライナ国王は別世界に飛べる魔法アイテムを送ってさらに多くの魔法所と教師の手配をした。そしてそのことをイギリス国王に伝えた。
家庭教師は1週間後に来た。ティムール王子は家庭教師が来るまで魔法を使わないようにゆわれてそれを受けいらたそのため一週間はサッカーばっかりしていた。
家庭教師はまず魔法アイテムを使って異世界に飛んだ。そこは何もない空間だった。そして魔法の実力を見た。普通の人間は5歳になってから魔法を使えるようになるものだった。そのため王子の天才ぶりに驚いた。
王子は火魔法の中ではファイアボール、ファイアウォール、ファイアアローを一日で習得した。更に水魔法や風魔法、光魔法、土魔法、聖魔法を使えるようになった。そして2歳の誕生日が2日後に迫ってきていた。イギリス国王は誕生日に何をするかを考えるので忙しかった。
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