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番外編ミハイル王太子と愛人

それは王太子が帝国についたことを祝う夜会だった。



マーガレットフォンリマスター男爵令嬢は王太子殿下に初めて謁見を父と母と弟と共にした。リマスター男爵令嬢はとても美しいことで有名だった。アスタヤ帝国貴族は35歳までに結婚することが望まれていた。王太子殿下は当時わずか14歳だったしかし彼女はすでに31歳になっていた。そんな年齢差がありながらリマスター男爵令嬢は王太子殿下に恋をした。



王太子も後に本物の愛ではなかったとわかるがリマスター男爵令嬢を愛おしいと思った。



リマスター男爵令嬢はバルコニーの外に出た。そしてたまたま王太子がいた。王太子はリマスター男爵令嬢の唇を奪った。男爵令嬢はびっくりした。彼らとても激しいキスをした。リマスター男爵令嬢が気づいたときには王太子の舌が口の中に入っていた。幸いなことに誰もその様子を見ていなかった。



王太子はリマスター男爵を呼び出した。そして事情を説明した。彼はリマスター男爵に

「余リマスター男爵令嬢を愛してる。 よって彼女を私の正妻は無理だが愛人として囲いたい。」「ちゃんと嫉妬されないように対策はしよう。」と言った。リマスター男爵令嬢は幸せそうに王太子の隣に座っていた。リマスター男爵はその様子を見て安心した。



そのあと親友のルーカスフォンレベリア公子を呼び出した。そして彼に王太子の副官に任じる旨を説明して伯爵位を授けることを伝えた。ただしルベリア公子改めレベリア伯爵にリマスター男爵令嬢を表向きはルベリア伯爵の愛人として扱うように命じた。ルベリア伯爵はそれを受け入れた。そのため王太子は父帝にその旨を電話で伝えて父帝も認めた。父帝は14歳になっても恋人がいない王太子を心配していて身分が低くても恋人ができたことに安心した。レベリア伯爵も王太子の隣に座っているリマスター男爵令嬢を見てそれを察していた。レベリア伯爵は本当はこんな面倒ごとに頭を突っ込みたくなかったがそれいじょうにむすこがかいかったから受け入れた。また頭の中では妻にどう説明しようか考えていた。授爵式はそのあとすぐに行われた。

王太子は

「ルーカスフォンレベリア、其方を余の副官に任じる。またそちに世襲伯爵位を与える。これよりレベリア伯爵と名乗れ。」と言った。

レベリア伯爵は

「我ルーカスフォンレベリアは陛下しいては帝国のために全力を尽くします。また王太子殿下の副官として次期国王たる殿下を支えます。」と誓った。



レベリア伯爵邸

レベリア伯爵夫人は夜会に欠席していた。なぜならだい3子を妊娠中だったからだ。夫人は使用人に伯爵が帰ってきたと伝えられて迎えに行った。伯爵は夫人を見て

「話がある」と言った。

その1時間後夫婦の寝室に二人はいた。

伯爵は

「今日王太子殿下より伯爵位をいただいた。しかし殿下よりリマスター男爵令嬢を第二夫人にせよと命じられた。よって彼女を第二夫人にすることになった。しかし彼女は殿下の愛人だ。私は其方を愛しているがもし彼女と殿下の間に子ができたら認知しなければならない。もしかしたら私の子に跡を継がせられないかもしれん。」と言った。夫人は

「まずは伯爵位授与おめでとうございます。しかしあなたはなぜあんな酷い条件を受け入れたのですか?私のことを少しは考えてください。私はリマスター男爵令嬢なんかと絶対にいっしょにすみませんし彼女と殿下の子供には伯爵位を譲りません。」

伯爵はその勢いにびっくりした。しかし彼女の言うことを認めて

「わかった絶対に其方との子を後継にする。」

と言った。



王太子はその夜リマスター男爵令嬢を自分の私邸であるルーヤム宮殿に連れてきた。そして彼女に部屋を与えた。また使用人を呼んで彼女のことを説明して理解を得た。



ルーヤム宮殿は5つのパートでできている。1つは表1つは中宮1つは後宮1つは迎賓館1つは師宮だ。



リマスター男爵令嬢の部屋は宮殿の奥にある後宮と呼ばれるエリアでそこの皇妃ようのエリアだった。

後宮の階級

皇太子妃 正妻 多くの場合王族か他国の王女 1人

皇妃 基本的に公爵令嬢や小国の皇女または跡継ぎの母 10人

太妃 基本的に伯爵令嬢、辺境伯令嬢、侯爵令嬢 20人

側妃 基本的に子爵令嬢、男爵令嬢 200人

庶妃 準男爵令嬢、騎士爵令嬢 400人

平妃 平民 1000人

後宮では後宮の主の子を産むと女子なら一階級男子なら2階級上がるしかし定員を超えることはあり得ない。また使用人は侍女と女官のみで男子禁制である。皇太子妃には10人の侍女と100人の女官がそして専用の宮が与えられる。侍女の方が女官より偉い。宮は全て本宮と繋がっている。皇妃には5人の侍女と50人の女官と専用の宮が与えられている。太妃には2人の侍女と25人の女官に専用の宮がある。側妃には1人の侍女と10人の女官がいて専用の区画が宮の中にある。庶妃には5人の女官がいて専用の区画がある。平妃には2つの部屋が与えられている。



後宮には台所、食事の間がある。食事の間は平妃が食事を食べるところで台所は王太子が後宮で食事を食べるときに食べる場所だ。最近は後宮には正妃以外妃を置かないものだ。また太妃以上には王太子が自ら宮に行って側妃以下は寝所の間に呼ばれる。後宮の周りには堀があって裏に玄関がある。そこから少し歩くと後宮の建物があって応接室が何個かある。後宮に未成年の妃の子供か後宮の主が入るとき以外は事前に申請が必要だ。女性なら3日前、男性なら10日前までに申請しなければならなくて後宮で会いたい女性の親族の男性じゃないと絶対通らない。後宮に仕える人間は後宮の一画に専用の住むエリアがあって外に出るためには必ず、一週間前に申請しなければならない。後宮には防犯カメラがあちこちにある。そのため内通はできない。



師宮は王太子の子供用の区画だ。師宮は中宮と繋がっている。一番広い部屋が王太子の後継の部屋で庭、執務室、応接室、風呂、寝室そして専用の玄関がついている。皇太子妃の子供のうち男子が次に広くて皇太子妃の子供の女子と次々に狭くなっていく。太妃の息子までは専用の玄関、、執務室、応接室、風呂、寝室がある。それより下の階級の妃の子供は専用の寝室、執務室がある。応接室と風呂は共有する。また師宮には玄関がある。師宮には寝室以外のあちこちに防犯カメラと玄関には警備員がいる。中宮と繋がっている部分は二つあって一つは顔認証と指紋が必要だ。もう一つは許可証を見せて手荷物検査をして入る。



中宮は王太子の私的なエリアで王太子の寝室、執務室、私室、風呂、食事の場所、応接室、専用の図書館、庭、鍛錬場、サッカー場などがある。また王太子の執務室の隣には副官に執務室があってさらに隣には会議室がある。中宮と表の間には2つの入り口があって一つは王太子のみでもう一つは臣下専用だ。それぞれの入り口には10人ずつ衛兵がいる。王太子専用の入り口にはセンサーがあって指紋と顔認識によって開く。



表はとても大きい玄関があるそこには常に二人の衛兵が立っている。そしてその前の道をまっすぐ行くととても豪華な門がある。その道には賓客を迎えるときは儀仗兵が立つ。玄関は賓客か屋敷の主人である王太子または王太子の許可を受けたものしか入れない。そして横には小さい玄関があって普通の人間はそこから入る。表の中には多くの執務室、会議室、図書館、謁見の間、パーティ場記者会見の場所レストランなどがある。またあちこちに防犯カメラと身分証をスキャンしないといけない場所がある。



リマスター男爵令嬢これよりマーガレットはその夜お風呂に入ってピカピカに磨かれたあと夫婦の寝室で王太子を待った。



その夜王太子とマーガレットは初めての夜を過ごした。そして朝まで楽しんだ。次の日の朝王太子は仕事に行った。その後一か月間同じことを繰り返した。そしてついにウクライナ王国に帰る日が来た。そして王太子は帰っていた。マーガレットは王太子を宮殿で見送った。その後も転移で一週間に3回は少なくとも来た。



王太子が王国に帰って2ヶ月後マーガレットが体調不良を訴えた。王太子はとても心配で駆けつけた。そして診断の結果妊娠していることが明らかになった。妊娠3ヶ月だった。



5ヶ月後に15歳の王太子の誕生日があった。そしてパーティーが終わったあと二人で私的に祝った。また乳母はリトー騎士爵夫人に決定した。そしてその2ヶ月後無事に王太子の長女がレベリア伯爵邸で生まれた。しかしルベリア伯爵の子として登録された。とても初産にしては安産だった。そして子供はミハイル王太子によりナターリアと名付けられた。



ナターリアは母と父と離されて育って乳母に世話されまた伯爵邸の離れに住んだ。マーガレットは宮殿に戻った。伯爵はミハイル王太子の子供には全く興味を示さなかった。そして自分の実の子を溺愛した。



その1ねん2ヶ月ほど後には第二子で次女のナターシャが生まれた。彼女も姉と同じ扱いを受けた。乳母はウマリスキ騎士爵位夫人だ。



そして1年9ヶ月後にはハルトがその一年6ヶ月後にはリクトとリヒトが生まれた。ハルトの乳母はルトム騎士爵夫人そしてリクトとリヒトの乳母はリマル騎士爵夫人だ。



ミハイル王太子は誕生日にはプレゼントをあげるのと1年に一回だけあった。またこの頃になるとマーガレットと王太子の間では喧嘩ばかりで王太子は嫌気がさして遊びに来なくなった。その後彼らは王太子が20歳の時に破局してマーガレットも伯爵邸に住むようになって子育てに力を注いだ。また子供が6歳になると伯爵は実の父親ではなく王太子が実父でそれを口外しないように伝えた。



王太子とマーガレットはリヒトの結婚式を最後にもう会わなかった。彼らは破局のあとも定期的にsって子どもたちの話をしていたがミハイル王太子が結婚したという話を聞くときゅうげきになかがわるくんなった。




またマーガレットはエリザベス王女を嫌っていて今度あったら隠し子のことをばらして罵倒してミハイル王太子妃の地位を奪おうと考えている。



マーガレットは現在73歳で伯爵家の中でお家騒動が勃発していて自分の息子を後継にしようとしている。伯爵の実子よりも妻の家柄が王太子の斡旋なためだいぶいいのだ。そしてオデッサ大公家もハルトを後継にしようとしていて伯爵夫人は伯爵の実子のユリウスを後継にしようとしている。王太子は静観状態だ。







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