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友達

投稿がだいぶ遅れました!ほんっっっっとうにすいませんでした!!!

この頃は、コロナやら、部活やら、テストやら…………


とにかく、頑張ります!!!

シル……シルヴィ!


「っ!」


私は驚いて飛び起きた。


その眼からは涙があふれ出し、大量の汗をかいていた。


「シルヴィ!大丈夫?!ひどくうなされていましたよ?!」


隣には、エリアーナが心配してこちらをみていた。

前の家では部屋が別々だったから、私が毎日うなされていることを師匠は知らないはずだけど、さすがに同室だとばれちゃうわよね………


「ごめんなさいエリー、起しちゃったわよね……」

「そんなことは、どうでもいいのです!大丈夫なんですか?」

「えぇ……いつものことだから………」

「いつもって………」


私がそう言って微笑を浮かべると、エリーは言葉を噛み殺したように黙った。


「……言いづらいこともあると思いますが、私ならいつでも相談に乗りますからね」

「ありがとう……」


エリーが口にしたのはたった一言だったが、その一言で私はとても嬉しくなった。


「さぁ、寝ましょ。夜明けまであと三時間ほどありますから!」


そうして、私とエリーはもう一度眠りについた。






***






二回目の眠りは珍しく、何の夢も見ずに気持ちよく朝を迎えることができたシルヴィアは、エリーと朝食を食堂で済ませた後、二人でSクラスの教室までいった。


しばらく、エリーと話していると隣に誰かが座った気配がした。


隣を見ると、茶髪の髪に珍しい銀色の瞳の、犬の耳と尾をつけたような姿をした獣人族の少年がいた。



そういえば私、前世でも殆ど友達もいなくて、動物園とかにも行ったことがないから、動物と触れ合ったことなんて殆どないんじゃ………


いいなぁ……ふわふわしてそう………す、少しくらい触っても………いやいや、失礼よね……



そんなことを考えながらも、シルヴィアの視線は隣の少年の耳と尾にくぎ付けになっていた。


そんな私の視線に気づいたのか、少年は私を警戒しだした。


「な、なんだよ」

「………へ?あぁ、えぇっと……ごめんなさい」


耳と尾の観察に夢中になっていた私は一瞬反応に遅れた。


そして、少年は私が謝ったことに少し驚いているようだった。


「……どうせあんたも俺が怖いから謝っただけで、本当は俺のこと気持ち悪いって思ってるんだろ」

「え?」


一瞬どういうことかと思ったが、答えはすぐに分かった。


獣人族は昔、人間族から差別をされていた聞いたことがある。


今ではそんな事をする人はほとんどいないが、まだ一部そういう人もいるのだろう。


獣人族が住む国も魔族国に国を攻め入られた内の一つで、人間族に保護という形でこの国にいるが、実際には獣人族特有の身体能力の高さから魔族国への戦力として活用するために保護されたようなものだった。


「そんなこと思って……」


「じゃあ、なんで俺の耳と尾を見てくるんだよ!」


シルヴィアは答えに迷った。


もちろん気持ち悪いなど思っていないし、むしろ真逆なのだが初対面の相手に耳と尾がふわふわしてて、触りたかったからなどとは言いにくいからだ。


「どうした、いってみろよ!」

「ふ……ふわふわ…してて、かわいくて………さ、触ってみたいな~と思って………」


私は、羞恥で顔を真っ赤にしてうつむいた。


「………。」


うっ!憐れむような視線が胸に刺さる!


「な、なんか……ごめんなさい………」

「……いや、俺の方こそなんか悪かった………」



………。



き、気まずい!


この、いやな雰囲気を破ってくれたのはエリーだった。


「えっと、何もなくおさまって良かったのですが、あ、すみません。私はエリアーナと申します。確か,エデルさんでしたわよね?」

「あぁ、悪い。昨日の自己紹介と同じだが、俺は獣人族のエデルだ。えっと、よろしく」

「私は、シルヴィアです。……改めてよろしくお願いします」


ちょうどその時、教室のドアが開き元気な挨拶が響いた。


「おっはよー!」


同時に真っ赤な髪の少年が教室に入ってきた。


「あ、ディル。おはようございます」

「げっ」


教室に入ってきたのはディルだった。


「お、シルヴィか!おはよう!あれ、珍しいなエデルが人と一緒にいるなんて」

「え?ディル、エデルのこと知ってるの?」

「おう!友達だ!」

「おい違うだろ!ただ寮が同室だっただけだ!」


また、騒がしくなってきてそれを収めたのも、やはりエリアーナだった。


「皆さん落ち着いてください。さわがしいですよ。私はエリアーナといいます。ええとあなたは?」

「俺はディルクスだ!ディルって呼んでくれ!」

「よ、よろしくお願いします………」


その時またちょうどいいタイミングでドアが開き、担任のクルド先生だった。


「ホームルーム始めるぞ―。お前ら席に着け」


生徒が全員席に座ったのを確認してから、クルド先生は話し始めた。


「あぁ~今日から本格的に授業が始まるから真面目に取り組むように。あと、委員会は殆ど入るのは自由だが、サークルには必ずどこかに参加するように。もし新しいサークルを立ち上げたい場合は最低5人以上は必要だ。まあ、来週くらいまでには決めておけ。以上だ」


そう言い終わると同時に、みんながどのサークルにする~?などと話し合っていた。


その時思い出したといわんばかりに、クルド先生に呼び止められた。


「あ、そうだ。シルヴィア。委員会は自由といったが主席のお前だけは、生徒会に入ることがほぼほぼ確定してる。だから今日の内に生徒会室に行って、挨拶しておいた方がいいぞ」

「え?!それって断ることはできないんですか?!」

「あぁ~、できなくはないが伝統のようなものだからな。断ると逆に悪い意味で目立つかもしれないぞ」


うぅ……そんなこと言われたら入るしかないじゃないですか………


で、でも、生徒会室に行くってことは生徒会長に会えるってことよね?

もし何かあったら定期的に生徒会長と情報交換ができるかも知れないと………


はぁ~~~…………


「わかりました。生徒会に入ります」

「そうか。まぁがんばれよ」


そう言い残して、先生は次の授業の準備に取り掛かり始めた。



この頃は、ポイントを見るのがひそかな楽しみになっています………

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