表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の悪意の物語  作者: 王立魔法学院書記官
5.古くからすんでる人
99/204

古代人について 〜デメスン回想録より〜


 そのとき私は、いつも通り未開のもりひと彷徨さまよっていた。

 狂人と呼ばれ、あなどられ、夜鳴きが響く森で自分自身を探し回っていた。


 一瞬の閃光せんこうがまたたく。

 驚いて、子どものように叫んでしまった。

 遅れて届く雷鳴に我を取り戻すが、もう先ほどの自分では無くなっている。

 稲光いなびかりが、私を生まれ変わらせた。


 新しくなった目で、彼を見出す。先史からたたずむひと。

 雷光がまたたたび、彼の姿は近く、せまり、深紅しんくの口が開く。

 絶なる叫びが、己の悲鳴と気づいた時、その姿は消えた。

 

 はじまりからの先人せんじんは、らうに及ばずと私をあなどったのか。



– アルバテッラ王立魔法学院所蔵

『デメスン回想録』


※大賢者デメスンが得た称号は次の通り。

厄介者、はぐれ者、狂人、森の狂人、森の知恵者、人ならぬ人の父、ロムレスの父、森をひらく人の導き手、賢者、ロムレス王に次いで神の善意を持ち帰りし者、王立魔法学院創始者、王の導き手、裏切り者

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
cont_access.php?citi_cont_id=371337516&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ