これまでのあらすじと解説 ※ネタバレご注意!
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※※ ご注意! ※※
※※ 3章のネタバレ含みます。 ※※
※※ 未読の方は、読了後の閲覧を ※※
※※ 強くお勧めいたします。 ※※
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これまでのあらすじ:
3.魔にいざなわれし者
マルコとアルとゴードンは、王都街道を北上し、東に広がる農村地帯ルスティカを訪れる。
そこでは、5年に一度のしきたり、『村々の守り神』への生贄の引き渡しを控えていた。
宿の亭主バルドに問題の解決を依頼された一行は、それぞれ別行動をとって調査に赴く。
引き渡し当日を迎えた三人は、バルドの弟、ダニオが率いる青年団と一緒に、裏山で事の真相を探る。
裏山の中腹を舞台に、あらわれた『守り神』は元は人間の魔物だった。三人は力を合わせ、壮絶な戦いをへて魔物を討伐する。マルコが剣術で組み伏せ、アルは巻物の魔法に禍々しい力を加え防ぐ。最後は、神の悪意の石マリスの力で、狂戦士となったマルコが決着をつけた。
『卵』と呼ばれるそのマリスは、『守り神』のマリスを吸収し、少し大きくなった。
戦いのあと、生贄となっていた女性たちを救い、一同は寄り合い長から真相を聞く。
『村々の守り神』とは、町の英雄だった青年が、絶望の果てに神の悪意の石マリスを見出し、身に埋めて、人外のものとなった存在であった。
三人は町への介入を避け、夜明け前に旅立つ。星空の下、ゴードンの洞察により、アルがマルコを召喚した目的が明らかに。アルは、古代の雪壁山脈の狂戦士の子孫だった。彼は、元凶である『卵』のマリスの問題を解決しようとしているのだ。
バルドとダニオ兄弟が、町を去る三人に追いついて見送る。神の悪意の石についてはっきり把握していないダニオは、もしそれと遭遇した時はどうすればよいのか、と問う。
しかし、マルコはじめ一同は、誰もその答えを見出すことはできなかった。
解説:
・グリー
神の善意の石。人間に良い影響を及ぼす。
アルは、アルバテッラ王立魔法学院の探究者という職であるため、それを杖に仕込んでいる。
・マリス
神の悪意の石。人間に悪い影響を及ぼす。
アルバテッラには、マリスやグリーが複数存在する。
・マルコが運ぶマリス(神の悪意の石)
マルコが腰にしばる袋で運ぶマリスは、南の森で発見された。
3章のルスティカのマリスを取り込んで大きくなり、ニワトリの卵そっくりな大きさ・形をしている。
1章にて半エルフのエルベルトは、そのマリスを『卵』と呼ぶ。
なお彼は、マルコにエルフの歌を訳して聞かせた。
「 エルフの火 エルフの火
人ならぬ人と歩むとき その炎を燃え上げる…… 」
・暗い袋(アルの杖先のもの、マルコが腰にしばるもの)
グリーとマリスの力を外部へ及ぼさない魔道具。
普段はこの袋をグリーとマリスにかぶせている。
・エルフ(第一の民)、ドワーフ(第二の民)
第三の神(人間の神)に由来するグリーとマリスの影響を受けない。
そして「関われない」「近づけない」。
・アルフォンス・キリング
2章にて、父も母も亡くし孤児となったこと。3章にて、かつて南のマリスを信奉した狂戦士の子孫ということが明らかになる。
1章では、魔法学院を卒業後、召喚術の研究に10年を費やしたことが話された。




