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どちら様で……?

回想から始まります。



※ちょびっと改稿しました。





雄雄雄雄雄雄ッッ(オオオオオオオ)!!」


―――ギャリィィィィン!


「ッ! 結構重いの打ち込んでくるねぇ!」


 野獣へと変身した僕は勇者めがけて大剣を振り下ろす。

 振り下ろした剣が勇者の聖剣に防がれるても力を抜くことなく勇者を押し潰さんと大剣を押し込んだ。


 今回決闘のステージとして選ばれたのは『城下町』。

 実に良くできているこのアリーナはステージの中に城下町の一部を驚くべき再現度で作り出した。


 本当は婚約者を返して貰おうと元々此処の生徒だった僕は勇者に話をつけに行っただけだったのだが、その過程で勇者の本性を知った僕は勇者に戦いを挑んだ。

 勝算は低かったが、戦わなければならないと僕の正義感が告げていた。


 そして、現在に至る。



「フッ!ハッ!」


「あはははは!遅いよ雑ァァァァ魚!」


 魔法で足下に穴を開け、一瞬の内に大剣の下から抜け出した勇者は目にも留まらぬ速さで僕の周りを駆け抜ける。


 くそっ………当たれば大きいが、素速い動きの勇者に中々攻撃を当てることが出来ない。

 スピード勝負か。


「ぬんっッ!」


 大剣を勇者めがけて投げ飛ばす。

 勇者はそれを悠々と避けると、勇者に当たらなかった大剣は後ろの建物に激突して壁を粉々に砕いた。


「死ね!」


 丸腰になった僕に勇者が聖剣を振り下ろす。

 これで決まったと思っているようだが―――


「覇ッッ!」

「!?」


――――ザシュッ!


「っ、ぐっ!う」


「せいッッ!」


 逆に僕が腰のマジックポーチから出した双剣がついに勇者を捉えた。

 勇者の右腕から血が噴き出す。


 双剣を自分の身体のように一体化させ、速さのみに意識を集中して攻撃し続ける戦闘スタイル。

 これが僕の本来の戦い方。この戦闘スタイルは野獣化を使用せずとも充分に強いと自負している。

 パワーが劇的に上がる野獣化と組み合わせれば、速くて重い攻撃が止まることなく放たれ続けることになる。


「ウオオオオオオッッ!」


「このっ……雑魚が、調子に乗りやがってぇぇ!」


 勇者が居る方向へと突進すると同時に繰り出したクロススラッシュ。勇者はそれをしゃがんで避けるとバックステップで距離を取る。


「調子に乗った雑魚にはお灸を据えてやらないとなァ……」


「『ストライクサージ』!」  


「『聖装展開(モード・イージス)』!」

 

 剣術のスキルによって双剣の刃に気刃を纏わせ、上段右から斬り下ろす。だが、同時に展開されたモード・イージスに防がれて勇者の一歩手前で止まる。

 間一髪で僕の攻撃を防いだ勇者は建物の上へと飛び上がると怒りの籠もった笑みを浮かべた。


「くっくっ………よくもこの俺に傷なんか負わせてくれたもんだ。お前気に入ったよ。俺の本気で潰してやるからかかってこい」


「言われるまでも無く」


「『イリニ・アニマ』!」


 あの鉄壁の防御を崩さないことには勇者に勝つことは出来ない。僕は体制を即座に立て直すと再び突撃を開始した。

 勇者の発動した魔法により周囲を囲んでいた武器がその一つ一つに意志が宿ったかのように自在に動き始め、勇者へと突進する僕に襲いかかる。

 双剣で襲い来る剣や斧をたたき落とすが、だんだんと僕の意識も薄れてくる。

 拙い、限界が近付いてきている。

 撃ち落とし損ねた武器が脚や肩の辺りを切り裂いて後方へと飛んでいった。


 僕の野獣化はあらゆるステータスが爆発的に上昇する強力なスキル、所謂転生者チートだが、一つだけ弱点がある。それは長期戦に向かないことだ。野獣化によって獣になっている間、だんだんと自我が薄れてくる。自我が完全に無くなったらあとは暴走するだけだ。体力と魔力が切れるまで暴れ続ける。


「ぐっ、ううううううう!」


「ハハハ!やっぱり俺の『聖装展開(モード・イージス)』は無敵だ!雑魚モブに勝ち目なんて最初っから無かったんだよォ!」


『『『勇者!勇者!勇者!』』』


「ぐぅ……ぅぅううおぉぉォォッ!」


 勇者コールが観客席から沸き上がる。


 駄目だ、意識が……くそ、まだ、動け!動け!


「無駄なあがきは良くないよなぁ!」


 目にも止まらぬ一閃。

 僕の正面から消え去った彼は僕の腹部を切り裂いて後方へと駆け抜けた。


 一瞬遅れて僕の腹から血が噴き出し、更に意識が薄れてくる。


「うガ、ぁ、ああああああ!」


「ちっ、こいつまだ動けるのか。さっさと倒れれば良いものを」


 腹を斬られても腸が飛び出したりしないように、服の下にはサラシがきつく巻いてある。僕は痛みをこらえて勇者と再び対峙した。


「終わりにしてやるよ『聖騎士(シュヴァリエ)の翼(・フォース)』」


 勇者がその身に纏う黄金の鎧から純白の翼が三対生えて、勇者は空へと舞い上がる。同時に先程まで僕を襲い続けていた数々の武器たちが勇者の周囲に集まっていく。

 ヒートアップしていく勇者コールの音が、だんだんと薄れて僕の耳に聞こえなくなっていく中、彼の声だけがハッキリと聞こえた。


「俺に本気を出させたこと、誉めてやる。だがお前は俺に絶対に勝つことなんて出来ない。お前は負け犬だ」


 負け犬?いや、まだだ。まだ僕は倒れてない。まだ、負けていない。


「『正義は(グランツ・)我に有り(ユスティーツ)』」


 朦朧としていく意識の中、勇者の全身が七色の輝きを放ったのがわかった。

 黄金から虹色に輝き始めた勇者の武器が一斉に此方を向く。


「(諦めるな。僕は、護らなければならない。勇者のしていることは許せないし、彼女に想いを伝えることさえまだ出来ていなかったんだ。勇者だとか女神だとか、関係ない。僕はここで、勝って――――)」


 再び、一歩前へと歩き出す。

 勇者によって全身につけられた細かな傷と、切り裂かれた腹部の痛みだけがハッキリと感じられた。

 ぼやけていく景色。その全てが虹色に包まれて―――



















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆





「…………………寝てた」


 窓から日が射してきて暖かくなってきた部屋の中で、僕はいつの間にか眠ってしまっていたらしい。

 ずいぶんと嫌な夢を見たものだ。


「惨めだな、僕」


 僕は彼に負けた。

 彼が聖装展開を使用するまではまだ良かった。

 だけど彼が本気になってからはまるで歯が立たなかった。


「二人はほんとに勇者と戦う気なのか?」


 無理だ。

 僕に苦戦しているようでは勇者に勝つことなんて出来るわけが無い。


―――ドンドンドン!


『エドガー!居るんでしょー?開けなさい!』


『おいおい、お嬢。静かに』


『聞かなきゃいけないことがあるんだから仕方ないでしょーが!』


『だからって他の人も居るんだから』


『とにかく、はやく聞かなきゃいけないのよ!おーい!』


―――ドンドンドン!


 ドアが叩かれてる。

 外からは、女の子と男の人の声かな?

 エド君の知り合いっぽい。


 とりあえず、ドアを開けて出てみた。


「こんにちは、エド君の友達で大丈夫かな?」


「そう!エドガーくん……………………はっ?」


「まじ……か…………」


 僕の顔を見るなり固まる二人。

 あれ、なんか変な顔でもしてたかな?

 それに二人じゃなくて一人と一匹?って呼ぶべきなのかな?

 可愛らしい女の子と、流暢に言葉を話すゴブリンだ。

 

「あの………どちら様で?」


「あ……アーシュ男爵家の、リリと申します。エドガー君は……………?」


 おずおずと女の子が答えた。

 へえ、男爵家の……何の用だろう?

 と、いうかこの子は僕みたいに洗脳されてスパイにきたとかじゃないよね?心配だなぁ………。


「………あっ」


 突然廊下から男の人の声がした。


「「あっ?」」


 声がした方の廊下を見たら渋いかんじのおじさんが立っていた。

 筋肉質な身体に天パで無精髭。

 もしかして、エドガー君の言っていた『ジャック』さんかな?


「ふ……ふへっ」


 何?今の声。

 視線をリリ嬢に戻すと、完全に目がハートになっていた。

 成る程ぉ、そういう事かぁ。


「あ、あの………リリ殿。某は少し休憩を……」


「ふひっ、ふひひひひひ」


「おっさん……ぐっどらっく…………」


 顔を青くして後ずさりし始めたおじさん。

 おかしな声で笑い始めた令嬢を見て、この中で一番常識人そうなゴブリン君がおじさんにサムズアップした。そして僕のほうを見ると悲しそうな目をして頭を下げる。

 どうやら先程までの用事はひとまずお預けのようだ。


「ジャックおじさまぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」


「ひっ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

 令嬢とは思えない速度でジャックおじさんに飛びかかるリリ嬢。『申し訳ありません』と頭を下げ続けるゴブリン君の様子から察するに、アレは触れてはいけないことなのだと確信した。

 もう誰にも止められないのだ。


「リリは!リリは寂しかったですぅ!たった一晩おじさまが居なかっただけで胸が張り裂ける思いでしたぁ!」


「ごめんない!ごめんなさい!ごめんなさい!」


「もうリリから離れないで下さいっ♡リリはもうおじさまの虜なのですぅっ!身も心も全部おじさまのモノなのですぅぅ♡」


「ひぇぇぇぇぇぇぇ!」


 廊下に押し倒されたおじさん。そしてそれに抱きついて彼の胸板に顔をスリスリ、ハァハァ、くんかくんかし続ける男爵令嬢。

 実に犯罪の香りがする絵面だった。


「ねぇ、ゴブリンさん。あのおじさん、リリ嬢に手でも出したの?」


「いや、逆におっさんがお嬢に狙われたっつーか、手遅れっつーか。とりあえず一線は越えてないから安心してくれ」


「はぁ」


 安心してくれ、ね。全く安心できない光景が目の前で繰り広げられているのだけど。


「とりあえず、君だけでも先に上がっておくかい?」


「ああ……そうすることにするよ」


 ジャックさんの知り合いみたいだし、様子を見ていても大丈夫そうだったのでゴブリン君の方だけ先に部屋にあげておくことにした。

 エド君もそろそろ帰ってくる時間だろうし、外で待たせておくのも良くないだろう。


「ちょっ、まって、ユーリ殿、たすけっ」


「ジャックおじさま?」


「ひゅっ!?」


「逃がしませんわよ?」


「ひゃ…………ひゃい………」


 おじさんは、見捨てた。


















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「―――と、ここまでが勇者の戦い方についての話じゃが、他に聞きたいことはあるかのぅ?」


「いえ、僕はもう大丈夫です」


「俺も聞きたいことは全部聞けました」


「そうかそうか、儂の話が役に立ってくれると嬉しいのぅ」


 ゼムナス先生はヒュッと短い杖を一振りするとテーブルの上に出していた学院の模型を消した。

 とりあえず聞きたいことはだいたい全部聞くことが出来た。

 

 まずはこの学院の仕組みとか生徒同士の関係なんかについて。


 学生のトップである『四星』だけど。()()()()の生徒、つまり入学してから一年以上経っている生徒の中から優秀な者が選ばれるそうだ。選ばれた生徒は教授達と一緒に学院の予算振り分けに参加出来たりするらしいが、選ばれたとしても拒否すれば『四星』にならなくてもいいらしい。学年ごとのまとめ役とかは、生徒の入学のタイミングがバラバラなので特に居ないそうだ。

 でも一応学年の中でも優秀な生徒には、二年次からだけど設備使用とかの面で優遇されたりするらしい。他にも全生徒の中からtop10の『強さ』『知力』『技術力』のランキングが教授たちから発表されるそうだ。このランキングに載ると卒業後の就職が楽になるとか。

 生徒に関してはこれぐらいだ。

 と、いうか生徒もだいぶ自由だからあんまりルールとか必要ないらしい。全体での生徒の数も少ないから、生徒のまとめ役である『四星』も四人で大丈夫みたいだ。


 そして教授たち。教授は全員で40人ほどがローテーションで入っている。常に働いている教授もいるみたいだけど、常に働いているのが本職で『教授』をしている人で他は全員『国家魔導師』なんだそうだ。割合で言うと教授が2割ほどで、あと8割は国家魔導師といった具合だ。国家魔導師が全体で約100名だと聞いているから、かなりの人員を此方に割いてくれているようだ。


 次に、勇者の戦闘スタイルについて。

 勇者の今までの戦いをアリーナで観戦してわかっただいたいの先頭スタイルは『とにかく速さで翻弄して斬りまくる』そうだ。ユーリが戦ったときも、後半戦こそ本気を出した勇者に瞬殺されてしまったわけだが、前半戦で勇者が本気を出す前もじわじわと体力を減らされ続けていたようだ。

 そして『聖装展開(モード・イージス)』。

 発動すると勇者の周りに様々な種類の武器が現れ、勇者は黄金の鎧を身に纏う。基本効果としては筋力強化や防御力の大幅上昇、魔力による身体強化を更に強化したものと考えればいいらしい。だが、そこからは発動した効果によっては勇者の周りの武器が飛び回って攻撃してきたり、勇者に羽根が生えて空を飛び回ったり、光線が出たりするそうだ。

 なんかもうお腹いっぱいの性能だとクザン先輩が言っていた。

 そしてこの話で一番重要だったのが、勇者のスキルである『邪王眼』について。勇者が邪王眼を使用すると、スキルの特性として対象との間に繋がりが出来るそうだ。これが浸食型の洗脳能力として強力な力を発揮するそうだが、逆にライルの能力で勇者に触れれば全ての洗脳が解けると先生は言っていた。

 勇者を倒すにあたって、これで洗脳解除の目処も立ってきた。ジャックが股間を殴りまくって気絶させたのに洗脳が無くならなかったときは少し焦ったから、この話はとても有意義だった。


 最後に………アンリ達のことを聞いた。

 先生がアンリ達と実際にコンタクトをとったのはまだ最近のことだそうだ。アンリ達は自室から出て来ること自体かなり少ないらしく、先生がアンリと会ったのも『賢者』の状態がかなり悪くなってきたのをどうにか治せないかと図書館でアンリが調べ物をしていた時に会ったそうだ。外に出れば勇者に洗脳された生徒達の目もあるからあまり自由に動けないそうだ。アンリは強い状態異常耐性を持っているから大丈夫なようだけど、他の二人は洗脳を無効にできるほどでは無いので最近はもっぱら寮の部屋に閉じこもっているそうだ。アンリ達が住んでいる部屋は、勇者と同じで他の生徒とは別の建物に住んでいる。アンリ達専用の寮だということだ。

 この建物なのだけど、周りには警備員が多くついており、毎日のように勇者が部屋を訪ねに行っているらしい。あの勇者め、非常に腹が立つことしてくれる。

 ライルも同じ気持ちだったようで、彼が『すぐに会いに行こう!』と言ったが、先生に行ったところで追い返されるだけな上に勇者に今以上に目を付けられると言って反対された。


 会いに行けないのは残念だが、これも仕方のないことだと気持ちを理性で抑え込み、我慢することにした。今、僕たちが気持ちのままにアンリ達に会いに行って、全てを台無しにするわけにはいかないのだ。

 結局、代わりにローチに頼んで分身をアンリ達の居る場所に飛ばして貰った。ライルはそれでも不満そうだったが、まだ勇者にこのことを感づかれるわけにはいかない。今はとにかく勇者に勝つために強くならなければいけないんだ。

 と、いうわけで―――



「成る程ぉ?それでお前は火魔法しか使えなくて、お前の方に関しては回復能力以外使えないと?」


「それで、魔法を教えてくれると嬉しいのですが……」


「てめぇら………」


 クザン先輩の額に浮かぶ青筋。

 勇者相手に戦いの幅が狭いのは良くないと、魔法を教えて貰おうと思ったのだけど、あまりにも僕たちが魔法を使えないのでクザン先輩はお怒りらしい。

 クザン先輩全属性使えるからなぁ………。


「………仕方ねぇ。5日だ。5日でキッチリ詰め込んでやる」


「5日で、覚えられるものなんですか?」


「覚えられるか、じゃない。覚えるんだ。勇者と戦うにしても被害を抑えるなら出来るだけ早い方が良い。だから5日だ」


「はい……頑張ります」


「俺も、頑張ります」


「「宜しくお願いします」」


 二人揃って先輩と先生に頭を下げた。

 レベル上げだけじゃなくて、ちゃんと魔法についての勉強もしておけば良かった………。


「まぁ、ライルはともかくエド、てめぇはあれだけ火魔法を操れるんだ。5日あれば全属性もある程度は使えるようになるさ」


「「ありがとうございますっ!」」


「おう。へばったりしたら承知しねぇからな」


「急がなきゃならん事じゃからのぅ。しっかり詰め込んでやるわい」


 僕たちは二人に魔法と戦闘について教えて貰えることになった。レベル上げも手伝ってくれるそうで頼もしい限りだ。


 今日のところはこれで解散となり、僕とライルはお昼ご飯を買って寮へと帰ることにした。

 その時だった。


『ますたぁ!大変!』


『ん?ローチの分身か。どうした?』


『大変なの!紫苑さんが!』


『紫苑さんが………?』


 慌てているローチの分身の声。

 どうも紫苑さんに何かあったらしい。


 今日はこれから昼を食べて情報収集と訓練でもしようかと思っていたのだけど、予定通りにはいかなそうだ。



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