森のお嬢さん (200文字小説)
誰も知らない森の中、ひっそりと花は咲く
誰も知らない森の奥、どこからか鳥がうたう
ここまでおいでお嬢さん
ここまで来ないでお嬢さん
お菓子のような君と出逢って
お菓子のような甘いひととき
どうして君は、この僕に歌ってくれたの?
君と出会った森の中、ひそやかに実は熟す
君と過ごした森の奥、気がつけば星は照らす
振り向かないで走ってお逃げ――腹ぺこ熊に追われぬように
寄り道せずにまっすぐお帰り――人喰い熊に喰われぬように
誰も知らない森の中、ひっそりと花は咲く
誰も知らない森の奥、どこからか鳥がうたう
ここまでおいでお嬢さん
ここまで来ないでお嬢さん
お菓子のような君と出逢って
お菓子のような甘いひととき
どうして君は、この僕に歌ってくれたの?
君と出会った森の中、ひそやかに実は熟す
君と過ごした森の奥、気がつけば星は照らす
振り向かないで走ってお逃げ――腹ぺこ熊に追われぬように
寄り道せずにまっすぐお帰り――人喰い熊に喰われぬように
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