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ガタガタぶるぶる。

部長という四宮先輩に拉致されて再び図書室に戻された私。ちなみに先輩とわかったのはネクタイを見て。三年生は緑色のネクタイで二年生は赤色、一年生は青色と別れてる。

ここにいるのは四人の三年生、一人の二年生だ。全員、先輩だ。

現実逃避はここまでにして………この状況どうしょう。

椅子に座らされるなり、お茶と御菓子を出されて出にくい。だけど椅子に縛られて動けない、

そして反対側では私の対応について話してるみたい。不穏な言葉が聞こえたり……消すとかガタガタブルブル。


「記憶を消すのには脳の解体!」


そこのメガネ、死んでしまうわ! おい、そこのクソメガネ…今すぐ説教してやるから解放して!


「部長……そんな技術はあるんッスか?」

「ない!」


春日がため息をついてるけど、部長の発言に対してだと思いたい…決して「あ~あ、この人無理だわ」とかじゃないと。

というよりはか、部長…そんな自信満々で言う事じゃないでしょ!


「四宮なら本を読んだなら出来そうだがな」

「さすが小野島副部長、よくわかってますね」


…………うん、これは死んだわ。出来たなら遺書くらい書かせて欲しい。最後の希望がある。

廊下で助けてくれた人に視線をやって、ヘルプを求めてと気が付いてくれた。


「悪いな、俺は12歳以上はババァに見えるから助ける気ない」


意味がわからない!いや、むしろ分かりたくない。何、この人ロリコンなの!?犯罪者予備軍なの!? お巡りさんー、ここに犯罪者たちがいます!


「さてさて、君の処遇も決まりましたよ」


いつの間にか来ていた部長……その優しい笑顔が余計に恐怖を駆りたたえるだけど。

若くして死ぬの!


「この図書部に入るか、記憶を消去されるかどちらかです。後者は安全は保障しませんが」


それって実質入るしかないよね!脅迫すらない……。

突き付けられる入部届……これにサインしたら最後だけど思うだけど……。


「入る…入る! いや、入らせて下さい!」


プライド? そんなモノ生きる為ならいくらでも捨ててやるさ!

そんなこんなで入る事になった。

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