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第03話:5月下旬、水曜日

*2011年12月26日に推敲、加筆修正を行いました。


 水曜日、放課後。

 僕、門真カドマ一馬カズマは放送室の隣、放送準備室にいた。

 放送準備室は放送部の部室だ。

 元々は文字通り、放送時に使う小道具を置いておくところだったり、放送する人が発声練習するための場所だったらしいのだが、姉さんが一年生だった頃に放送部が占拠したとか不穏なエピソードを聞かされている。

 しかしその後何も無く今に至っているため、特に問題はない……のだと思いたい。

 信じることって大事だよね。

 室内にはいつも通り、放送部のメンバー全員が集まっているし。

「よーし、じゃあ定例部会、始めるよー」

 そう言ったのは、見た目は子ども、中身も子どもな僕の姉さん。

 服装次第では小学生と間違えられても不思議じゃない小柄さだがこれでも放送部の部長で、自慢のツインテールを今日は水色の玉がついた髪留めで止めていた。

 ちなみに名前は門真カドママドカだ。

「じゃあとりあえず、目安箱開けるよ」

 姉さんの開始の合図に答えて、姉さんの隣で木製の箱についていた南京錠を外したのは桜ノサクラノミヤ広子ヒロコさんだ。

 姉さんと同じ3年生で副部長、色っぽいお姉さんという表現がしっくりくる人で、発言の傾向から歩くセクハラ親父の異名を持つ……僕が勝手に心の中で呼んでいるだけだけど。

 部屋には長机が三つ、「コ」の字型に置かれていて、姉さんとヒロコさんは縦線に当たる位置に座っていた。

 なんでもそこが3年生の固定席らしい。

 ちょうど中心に近い位置なので、納得といえば納得かもしれない。

 そんなことを考えていると、ヒロコさんが荒っぽい仕草で目安箱をひっくり返した。

 中から50通くらいの手紙が落ちてくる。

 もちろん、お昼の放送中のコーナー用のお手紙だ。

「今日はいつもより多いですね」 

 僕のちょうど対面にいる、細身でちょっと冷たそうな感じの2年生、守口モリグチキョウさんが手紙を見て呟くように言う。

 声のトーンが独り言っぽかったので、返事をするかちょっと迷う。

「そうだね、キョウ♪」

 その間に、代わりにキョウさんの隣にいたポニーテールの少女が。どこか甘えるような声と仕草で反応した。

 キョウさんの双子の妹、2年生の守口モリグチメイさんだ。

 そう言い終えた後、メイさんが一瞬僕を睨んだ……ような気がした。

 メイさんは人見知りする性質なのか、あるいは嫌われているのか、僕に対して何だか冷たい。

「じゃあいつも通り、分ける作業から始めましょうか」

 それを敏感に感じ取った……わけではないだろう。

 ほぼ確実に単なる偶然で、僕の隣に座っていた少女が口を開いてメイさんの険悪そうな雰囲気を弾き飛ばす。

 綺麗で長い黒髪が特徴的な眼鏡っ子、上品で朗らかな雰囲気を持つ桜ノサクラノミヤ静音シズネだ。

 シズネは言いながら、既にいくつかの手紙に手を伸ばしていた。

 手紙は各コーナーごとに形式が違って別々に書くようになっているため、コーナー別で分ける必要があるのだ。

 目安箱の前には投稿用の用紙が置いてあり、四つ折にするとどのコーナー宛かを書く欄のみが見えるようになるという優れものだったりする……のだが、その機能に気付いていないのか変な折り方をして入れる人が多いため、結局は開いてみないと宛先がわからないというやや残念なことになっているのだった。

 まあ元々、50通前後を6人がかり。たいした手間でもないのだが。

 実際、分け切るまで5分もかかっていない。

「うーん、私ら宛が14通でヒロコら宛が16通、でメイちゃんら宛が24通か。やっぱ人気だね、うろおぼ演奏」

 そして仕分けた手紙を見て、姉さんが感想を漏らす。

「まあメイちゃんら巧いしね。とりあえず、手紙は各きょうだい持帰りでいいね?」

 そのつぶやきに、ヒロコさんがフォローなのかよくわからないフォローをしつつ、質問を返す。

「あ、うん、かまわないよ。じゃ後は各きょうだい毎に、ってことで」

 姉さんの声に、全員が返事をする。

 僕ら放送部はちょうど家族別で三つに分けたりも出来るため、こういったことが出来るのだ。

 というか、今年はそれ前提で担当コーナーが決まったらしい。

「さて、じゃ本題に入ろっか」

 全員が手紙を仕舞ったのを確認してから、姉さんが再び言った。

 そう、僕ら放送部の活動は、毎週火曜と木曜にやっているお昼の放送だけではないのだ。

 姉さん曰く、僕らの通っている阿鳥学園ことアト学はイベントが多い。

 特に文化祭が顕著で、なんと7月中旬と2月上旬の2回もあるのだ。

 そして僕ら放送部はその2回の文化祭で、前編と後編に分けて1回ずつ放送劇をやるのが伝統になっている。

 しかも、脚本までも部員たちで考えるところまでが伝統なのだ。

「ま、今年はまだ何も決まってないんだけどね」

 しれっと姉さんが言い放った。

 おい。

「大丈夫なの? ヒロコさん、去年はこの時期、どの辺りまで決まってたんですか?」

 不安になったので、僕はとりあえず姉さんと同じ三年生に訊ねる。

「そだな、去年は……マリナさんがテーマだけ決めてて、あらすじをみんなで考えて……コンセプトが決まったのが6月の頭くらいだったかな。だからこの時期だと、テーマくらいは決まってたと思う。あ、マリナさんってのは去年の部長ね」

「あー、マリナさん懐かしいな」

 姉さんが反応した。

 けっこう嬉しそうだ。

 姉さんのみが高校にいた頃の話は結構右から左だったため、あまり覚えていない。

「そうですね。結構綺麗な方でしたし……って痛いな、何だよメイ」

 同じくキョウさんも懐かしがるが、なぜかメイさんに足を踏まれていた。

「ふん、だ」

 本人はそっぽを向いている。

「なんなんだよ……」

 よくわからない、といった感じで不満そうにつぶやく。

 もしかしてメイさん、『マリナさん』が嫌いだったんだろうか。

「まあ去年はそんな感じでマリナさんが一人で決めてたんだけど。今年はみんなであらすじ考えて、アタシが脚本書こうと思ってる。というわけで大雑把でもいいから決めていこうか。マドカ、何かある?」

 守口兄妹が険悪になるのを避けるためか、すぐにヒロコさんが話題を振った。

「んー、童話のたぐいのアレンジ、とかの方がわかりやすいと思うんだけど。去年もそうだったしね」

 姉さんが答える。

「ああ……そうだね、去年はシンデレラだったし。じゃ今年はラプンツェル?」

「どう派生したらそうなるのよ……却下。もうちょっと有名な作品の方がいいと思う」

 ヒロコさんの第一案はあっさり姉さんに却下される。

 ってかラプンツェルってどんな話だっけ……。

「じゃあ白雪姫とかどうですか」

 それを聞いて、キョウさんが意見を出す。

「やるとしたら魔女役はヒロコだよね」

 姉さんがにやり、と意地悪そうな笑みを浮かべて感想を言った。

「えー、だったらアタシよりむしろメイちゃんの方が……ごめん」

 それにヒロコさんが反論するが、メイさんに睨まれて黙った。

 ……ヒロコさんすら黙らせる、メイさんの眼力半端じゃねえ。

「おやゆび姫やろうよ。もちろん主役は姉さんで」

 便乗して僕も意見を出す。

「カーズーマー……何が言いたいの」

 姉さんに睨まれた。

 でも気にしない。

「おやゆび姫ってどんな話でしたっけ」

 どうやら知らないらしく、シズネが訊ねてくる。

「んー、そういや私もちゃんとはおぼえてないなあ。主人公がちっちゃいってのはわかるけど……って、誰がちびだゴルァ!」

 姉さんが一人で騒いでいた。いつでも楽しそうにしているなあ。

 そんなことを考えながら、僕は答える。

「んー、大雑把にいうとチューリップから生まれた女の子が、いろんな動物に誘拐されるんだけど、最後は花の王子さまと幸せに暮らす、って話」

「ホントに大雑把ね……ってかそれも結構マイナーじゃない?」

 僕が説明を終えると、メイさんが口を挟んだ。

「ねえお姉ちゃん。配役って私たちだけだっけ?」

 そしてあらすじの感想もメイさんの意見もスルーしてシズネが口を開く。

「前言わなかったっけ……アタシらのみでやるのが最善だけど、去年は脚本的に人数が足りなかったから、演劇部に協力してもらったよ」

 それにヒロコさんが答えた。

「確か去年の部長が演劇部の部長と仲良かったんでしたっけ」

「その通り。よく知ってたね、カズマ」

「姉さんに聞かされた気がするので」

 とりあえず誇らしげに答える僕。

 しかし実際は、それ以上詳しくは知らなかったりする。

 というか覚えていない。

「なるほど」 

「ヒロコさんとこは話さなかったんですか?」

 なんとなく気になって訊ねてみる。

 というか、桜ノ宮姉妹の日常会話が気になっていた。

 品の良さで言えば対極というか両極な2人だし。

「ああ、まあシズネは雑談として話すとすぐ忘れるから」

「えー、そんなことないよお姉ちゃん」

 ヒロコさんの発言に、シズネが抗議する。

「じゃあ昨日の晩御飯、覚えてる?」

「もちろん……」

 ヒロコさんが試すように、シズネに質問する。

 シズネは少し考える素振りをしてから、20秒ほど考え込んだ後。

「えーっと、何の話だっけ」

 笑顔でそんな答えを出していた。

 なんていうか色々大丈夫か、シズネ……。




 結局。

 次の定例部会、つまり来週の月曜までに、各自で元にしたい話を探してくる、とだけ決めて今日は解散になった。

「よしカズマ、本屋よって帰ろうか」

「そだね。姉さんは絵本を探すんだよね」

「だーかーらー、あんたは姉さんに対して何が言いたいわけぇ?」

 おちょくるように言うと、姉さんが怒りのオーラを発しながら僕を睨む。

「お、さすが門真姉弟。熱心だねえ。アタシらはどうする?」

 そんな僕らのやり取りを聞いて、ヒロコさんはシズネに訊ねる。

「今日はいいんじゃないかなあ。わたしは明後日に集めてる小説の新刊でるから、そのときに探すつもりなんだけど」

「あー、そういやアタシも明後日に集めてるやつ出るわ。そだなぁ、今日はまっすぐ帰ろっか」

「うん。じゃあ皆さん、また明日です」

「おつかれー」

 そう言い残してから、桜ノ宮姉妹は去っていった。

 ……ヒロコさんとシズネで、『集めている小説』ときいて連想されるジャンルが違うのはなぜなんだろう。

「おつかれー。えっと、守口兄妹はどうするー?」

 付いてくる? というニュアンスをこめて姉さんは尋ねていた。

「そうですね……」

 キョウさんはそう呟きながら、考えるように腕を組もうとした。

「いえ、メイたちは帰って明日の曲練習します」

 しかしその腕は組みきる前にメイさんに絡み付かれ、片方だけが所在無げに浮くことになってしまった。

 明日の曲、とはうろおぼ演奏用の曲のことだろう。 

「メイ、別にそこまで急ぐ必要はないんじゃないか?」

 自分が考えている間にさっさと答えを出されてしまったのが不服なのか、キョウさんはメイさんに言う。

「う……だ、だってまだ曲決まってないじゃん」

「いつもどおり、既に知ってる曲から選ぶんだしそんな時間いらないだろう」

「いるよ、えーと……ほら、長い曲とかあったりするし」

「そんな長いの、逆に使えないだろ」

 ああ、なんかケンカが始まっちゃった。

「ほーら、2人ともそこまで。まったくもう、しょうがないなあ」

 姉さんが仲裁するため、2人の間に割って入る。

 大人っぽいヒロコさんがやったら貫禄あったんだろうけど、姉さんがやると背伸びしているようでやっぱりどこか微笑ましい。

「部長、じゃまです」

 しかもあっさりとメイさんに押しのけられている。

「うにゅ」

 ……いつも思うけど、姉さんってあんまり部長としての威厳ないよなあ。

 なんで部長やってるんだろう。

「しょうがない。行こう、姉さん」

 やむをえず、2人をおいて先に行く。

「むー……2人とも、戸締りお願いね」

 不満そうに姉さんもそう言い残し、僕に続く。

 部室の鍵は職員室においてあるものと部長である姉さんが持っているものの計2つだ。

 そして今日は最初に来ていた守口兄妹が職員室から持ってきた鍵があるので、姉さんが先に帰っても施錠は行える。

 というかぶっちゃけ、部室内に盗られて困るものというのはほとんどないため、施錠自体気分の問題だったりもするのだが。

 


 そして。学校から歩いて5分、家からなら歩いて10分程度の位置に、本屋は存在する。

 店の名前は……正直覚えていない。

 学校周辺どころか家の近くに、本屋はここしかないからだ。

 そのため、僕や姉さんみたいにこの辺に住んでいる人間にとっては本屋=ここ、という認識が既に出来上がっている。

 というか本屋、で通じるので、正式な店名を覚える必要性がまったく無いのだ。

 またもう少し正確に言うと、本屋自体は学校付近のショッピングモールの中にある。

 横幅は2店舗分のスペース、さらにこのショッピングモールで唯一の3階建てと、ショッピングモール内でも断トツの広さだ。

 品揃えも相応に整っており、他の本屋を探す必要が無いことも本屋=ここ、という認識を強めていた。

「私は1階で探すけど。カズマはどうする?」

「僕は上から見て回るよ」

 姉さんは放送劇の原題を探すのに専念するようだ。

 僕はいつもどおり、マイペースに見て回る気満々である。

 自分で言うのもなんだが、僕はけっこう読書家だ。

 読む本自体は特にこだわりはないのだが、とにかくカバンに何冊か入ってないと落ち着かない、そんな性質である。

 それを姉さんに言ったら、「どこの活字中毒者よ」と呆れられたけど。

 まあ、そういうわけで。

 当然、ここにもしょっちゅう来ているため、ここを効率良く回るための道順みたいなのは既に自分の中で決まっていた。

 具体的には最初に最上階へ行き、上から順番に見ていくのが僕のスタイルだ。

 3階は料理本やビジネス向けのものといった、実用書のたぐいが多い。

 また成人向けの雑誌等も置かれており、色んな意味で大人向けのコーナーになっている。

 成人向けの本はそろそろ隠す場所がなくなってきたからスルーして、実用書の新刊を中心に、タイトル等から面白そうなのを探した。

 とりあえず『これで終わり……では終わらない』というハードカバーの本が気になったので、手に取ってみる。

 ビニールでぴっちりと封をされており、立ち読みが出来なかった。

 しかも値段は2000円と地味に高い。

 なんだか気になる。

 気になるのだが……見なかったことにした。

 やっぱり普通の高校生である僕にとっては、2000円は大金だしね。

 次に手に取ったのは『人の心をつかむ人身掌握術21』という文庫本だ。

 普通に立ち読みできる状態だったので、パラパラと最初の方だけ読んでみる。

 似たようなのを前に読んだ気がする。

 今日は真新しいものを探したい気分だったので、深く読まずに本棚に戻した。

 そんな感じで30分ほど見回っていたが、姉さんを待たせているかもしれないことを思い出して2階に降りる。

 2階は漫画やラノベといった、若い世代向けの本が多い。

 集めているラノベや漫画の新刊はまだ出ていないし、あんまり長居しても姉さんが怒るだけなので素直に1階に降りることにした。

 1階は週刊誌や月刊誌、子供向けの絵本や参考書、文房具が置いてある。

 階段を降りながら、既に1冊の絵本を熱心そうに読んでいる姉さんを見つけていたのでそのまま駆け寄った。

 見ているのはきっと、原題用の作品だろう。

 集中しているのか僕に気付いていないみたいなので、そのままそっと観察する。

 読んでいた本は……『クトゥルフ神話』だった。

「何をやる気なんだよ!」

「ひゃあ!?」

 黙って見守るつもりだったが、思わず突っ込んでしまった。

 姉さんは驚いたようで、一瞬本を落としかけていたが、ぎりぎりのところでキャッチしている。

 なんだかんだで反射神経の良い姉である。

「もう、カズマぁ! いきなり声かけたらびっくりするでしょ!」

「ごめんって。でも姉さん、さすがにクトゥルフ神話は無理じゃないかな」

 謝りつつ駄目押し。

 クトゥルフって人ですらないし。

 そもそも演じれるものなんだろうか……。

「私も流石にこれをやろうっていう気はないよ。ただちょっと、最近見たアニメでチラッと出てたから気になってて」

 僕の指摘に、呆れたような照れたような仕草で姉さんは答える。

 顔を少し赤くして、もじもじしながら恥らう様は少し可愛いと思った。

 でも発言が内容が残念すぎる上に、なんだかんだ言っても血の繋がった実の姉である。

 あまり気にせず、僕はさっさと本題を訊ねることにした。

「それで、姉さんの候補は決まったの?」

「まあ一応ね。これとかどうかな」

 そう言って姉さんが掲げたのは、『アーサー王物語』だった。

「……けっこう長くない?」

 放送劇は前編後編あわせても2時間程度だ。

 アーサー王物語を2時間でやるのは、少々無理があるのではないだろうか。

「愛があればいけるよ!」

 目を輝かせていう姉さん。

 多分これを挙げてるのもアニメの影響なんだろう。

「却下」

「えー……面白いのに。じゃあこれは?」

 次に取り出したのは……

「都市……伝説?」

 最近の都市伝説について――そんなタイトルの本だった。

「うん、色んなのが載ってあるし、どれか掘り下げたら面白いんじゃないかなって」

 姉さんにしてはまともな案だ。

 都市伝説はメジャーなものからマイナーなものまで色々ある。

 巧くやればいい作品ができそうな気がした。 

「なるほど……いいね。僕も手伝うよ」

「うん、お願い。じゃあ、ちょっと買ってくるね」

「わかった、外で待ってる」

 僕の返事に頷き、姉さんは本を両手で抱えてレジへと向うのだった。

 ……実は僕個人で候補を探すの、声を掛けるまで忘れていたので助かったというのは内緒である。

 便乗できてよかった。



――続く。

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