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伝承怪異譚  作者: 夜渡
失踪と鬼と絶望と
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捜索

遅くなっちゃった。ごめんね。ちょっとリアルが立て込んでてまだ忙しくなりそうだから許して。

 土曜日、俺たちは約束通り探偵事務所に集まっていた。机の上には迅と香奈さんが集めたと思われる資料や写真が並べられていた。


「そんなら、作戦会議始めるで。まず、捜索する対象は十歳の男の子の柏葉 白兎君や。十歳という点から人身売買でない限りこの街に居る可能性が高い。ワイらが調べた限りやと町から出る白兎君の姿は無かったようや。」


「次にいなくなった可能性として高い誘拐の可能性。これについては二つの目的が考えれる。一つ目はの外国への人身売買や。誘拐の主な目的は金を得ること、誘拐に成功したら身代金を要求することが多いんやけど今回は依頼人に何の連絡もないから人身売買の可能性が考えられるんや。その場合ワイらには手に負えん。」


「二つ目の目的は個人の欲求による誘拐。十歳の男の子を好む変態もこの世にはおるから欲求を抑えられず誘拐に及んだ可能性もあるんや。この場合は基本的に近場で行うからこの街を捜せば見つかる可能性が高い。」


「じゃあ、基本的に俺たちはこの街を捜せばいいんだよな。」


「まあ、そうなるわ。やけど、一つ例外がある。怪異の可能性や。人さらい系の怪異も特に珍しくもないけどな、その中で一番厄介なのは捕まった瞬間、異界に連れ込まれ二度と出れないようになる類の者や。まだ怪異の所為とは決まっとらんがもし怪異案件ならばすぐに逃げて連絡することを第一に考えてほしい。まずは身の安全を一番に考えとき。」


 情報の共有が済み、俺たちは町に繰り出した。

 基本的に捜索は単独で行うことになり、必要な時は連絡して合流することになっている。俺は北側を担当し、猿渡は南、迅は西、香奈さんが東側を捜索することになっている。


 分かれてから三十分後、俺はここ一週間前に白兎君が目撃されたという住宅地に来ていた。ただ住宅地といっても家ばかりではなく少し離れた所には公園やスーパー、コンビニなどもある場所だ。

 迅曰くここを最後に目撃情報を経っているようでここの周辺に犯人が居る可能性が高いようだ。

 では聞き込みに入るとしよう。


「白兎君?確かに最近見てないわね。行儀もいいし可愛いから心配になるわね。」


「柏葉 白兎ってあの最近引っ越してきた?それなら確か女の人と歩いているのを見たぞ。親父さんの再婚相手かと思って気にしてなかったがもしかして誘拐なのか?」


「白兎君ねぇ。特に思いつめた様子もない普通の感じだったけど、表に出ないだけで何か抱え込んでるかもしれないね。」


 近くに住む人から話を伺うと重要な情報を手に入れることができた。


(女の人と歩いていた...か。再婚のについては特に資料になかったしその女が犯人か?)


 先ほど手に入れた情報を迅に送り、一度情報を整理する。

・行方不明なのが十歳の男の子の柏葉 白兎

・家族構成が父親が一人、一人っ子であり母親は離婚し消息は不明。

・父親に再婚の気配はなし。

・今回の事件はショタコンが起こしたと思われる誘拐事件の可能性が高い。

・自分からの家出という可能性は低いと思われる。


「こんなところか。女の人の特徴についてもう少し調べてみるか。」


 そういいながら公園を後にし、聞き込みを続けた。

FGOた~のしぃ~!近藤さんが当たらねぇ!でも土方さんは当たったぜひゃっほう!!

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