収集
今回の話は猿渡の視点となっていて神橋というのは主人公の名前です。
「かかって来いよ、蜘蛛女。」
その一言で、あの化け物が動き出した瞬間、俺も動き出す。目指すは書斎にある資料。あそこにあると
は限らないがあそこにある可能性にかけ、俺は一心不乱に走る。
後ろをちらりと見ると化け物から逃げている神橋の姿が見える。大丈夫なことを確認してから俺は書斎
に入り、散らばった本を漁る。
本棚を倒し、その上をあの化け物が通ったせいかかなり物が散乱している。
こんなことならば本棚を倒さなけらばよかったと心の中で公開しながらも一刻も早く情報を見つけ出す
ために手当たり次第に本を手に取り読む。大半がただの娯楽小説や村の帳簿ばかりで焦りが募る。一刻も
早く見つけ出さなけらば今この瞬間にもあいつの体力が切れ追いつかれるかもしれないと考えるとさらに
焦りが募り苛立ちとなり行動として現れる。
ただ乱暴に一冊の本を投げる。だがその行動がこの状況を変える一手となった。
落ちた方向を見るとその下にはこの村の伝説を綴った書物と屋敷の見取り図があった。
すぐさまに手に取りページをめくる。丁寧に読んでいる暇はない流し見をし重要な単語を見つける。
「蜘蛛」「白吐様」「怒り」「鎮める」「酒」「生贄」この六つからさらに必要なものを絞る。
「あった!これがあの化け物を鎮める方法か!」
ようやく必要なものを見つけ出し急ぎ連絡を送る。時間が掛かっているがまだ生きていることを信じて俺はただ情報を精査するしかなかった。
ここで主人公の名前がようやく出せました。一応この二人の名前は「神橋 秋良」「猿渡 翔」となります。




