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時を駆ける昔話  作者: シグルド
6/36

時を駆ける昔話6

60年が過ぎ、2人とも白髪に。

浦島は漁師から、樵になっています。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第6話:桃から桃太郎


ある日、浦島は山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。


お婆さんが洗濯をしていると。

プカプカと桃が流れて来ました。


「なんと大きい桃じゃ!?」


お婆さんは桃を陸に上げると、家へ転がして持って反りました。


「婆さん!大きい桃をどうしたんじゃ!?」


浦島は驚いて腰を抜かす。


「川から流れて来たんじゃ。」


お婆さんは包丁を持ち、2つに割りました。


「オギャア!オギャア!」


割れた桃から泣き叫ぶ赤子が出てきた。


「あらま!」


お婆さんは赤子を抱き上げる。


「儂らには赤子が

出来んかったから、神様の思召じゃ。」


2人は赤子に桃太郎と名付けた。

それからスクスク育ち、13年の月日が流れた。

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― 新着の感想 ―
[一言] いい話ですね
2019/11/09 18:11 退会済み
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