時を駆ける昔話28
狸が来て数週間は大人しくしていたが…。
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第28話:木造船と土造船
ある日、また畑が荒らされ、置き手紙があった。
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《桃太郎さん一家へ》
畑の作物美味しかった。
狸より
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手紙を一緒に読んだ兎は。
「懲りて無かったピョン…。」
兎がメラメラと燃える。
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(コンコン!トントン!)
兎は桃太郎の手伝いもあり、木造船を作り上げる。
「次は晴一も手伝ってピョン。」
(ネリネリ!ペタペタ!)
兎と2人で土造船を作り上げる。
「これを海岸に運びたいピョン。」
兎の頼みに、桃太郎は鬼ヶ島の鬼を呼びました、2隻の船を海岸へ運んだ。
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2日後、兎は仲間の兎と狸と狸の友達を呼んだ。
「兎と狸の釣り大会ピョン。」
幕を取ると、白色と茶色の船が現れた。
「白は兎組、茶色は狸組ピョン。」
それぞれ船に乗り込みました。
「鬼に進水してもらってから始めるピョン。」
狸達は頷き、鬼が2隻の船を持ち上げ、進水させた。
「始めるピョン!」
お互い櫂を漕ぎ沖へ出ていく。
「この辺りで釣るピョン。」
兎達は竿を取り釣り始める。
狸達も釣り始めた。
数時間が経ち、お互い沢山の魚を釣り上げていく。
「あれ、何だポン?」
船の底の色が濃くなっている。
「どうしたポコ?」
暫くすると、船の真ん中から海水が吹き出した。
「大変だポン!?」
狸達は大慌て。
「ここ押さえるポン!」
穴を塞ぐと別の所から吹き上がる。
「こっちも押さえるポコ!」
そして、徐々に船が沈んで行く。
「兎さん!助けてポン!」
狸達が助けを求める。
友達の狸達を助ける。
「僕も助けてポン!」
兎が船先に立ち。
「もう、いたずらはしないかピョン!」
狸は溺れそうになりながら頷く。
「しないポン!しないポン!」
兎が岸に居る3人を指し。
「桃太郎さん達に誓えるかピョン!」
狸はアップアップしながら。
「誓うポン!もう絶対しないポン!」
兎達が狸を助けて、岸へ戻る。
狸は桃太郎や鬼達に囲まれる中、謝りました。
こうして、改心した狸は仲間と共に、桃太郎達を手伝って暮らしましたとさ。




