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時を駆ける昔話  作者: シグルド
26/36

時を駆ける昔話26

次の日、兎は狸を誘いました。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第26話:カチカチ山


「狸さん、お手伝いをお願いしたいのピョン。」


兎は手を合わせてお願いする。


「良いけと、何をするんだポン?」


兎は背負い籠を見せ。


「薪を集めたいピョン。」


狸に背負い籠を渡す。


「わかったポン。」


狸は籠を背負う。


━━━━━━━━━━


2匹は山の中腹で薪を集める。


「これくらいでとどうだポン?」


狸は籠一杯集めたのを見せる。


「十分だピョン。」


2匹は山を下りて行く。


(カチカチ!カチカチ!)


狸は不思議な音に反応する。


「カチカチって何の音ポン?」


狸は兎に問う。

「ここの山は『カチカチ山』って言うからね、たまにカチカチって音がするんだピョン。」


兎は説明をする。


「へー、知らなかったポン。」


狸は納得した。

実は、兎が後ろで火打ち石を鳴らし、薪に火を点けていたのです。


「なんだか、暑くなってきたポン。」


狸の籠は火が点き燃えている。


「そうかなピョン。」


兎は気付かないフリをする。


「すごく暑く…。」


狸は自分の籠が燃えているのに気付いた。


「燃えてるポン!熱いポン! 」


狸は走り回ります。


「そこの川に飛び込むピョン!」


(バッシャーン!)


狸は川に飛び込み火は消えました。


「消えたポン。」


狸は背中に大きな火傷を負いました。


━━━━━━━━━━


その日の夜、狸は火傷の痛みで寝れません。


「痛いポン…。」


夜は更けていきました。

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