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時を駆ける昔話  作者: シグルド
25/36

時を駆ける昔話25

10年が経ち、晴一も大きくなり、畑を手伝うように。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第25話:いたずら狸


畑に向かった桃太郎と晴一は愕然とした。


「パパ、また狸が…。」


晴一が落ち込む。


「自然の事なんだ、また頑張ればいい。」


桃太郎は晴一の頭を撫でる。


━━━━━━━━━━


1週間後、畑で狸が罠に掛かった。


「やっと掛かったか。」


桃太郎は狸の足を縄で縛り上げた。


「いたずら狸め!」


晴一は縄に縛られた狸を木の棒に括り担いで帰りました。


━━━━━━━━━━


「ママ、帰ってきたよ。」


晴一は狸を担いで入る。


「晴一おかえりなさい。」


寧姫は狸を見て少し驚く。


「やっと罠に掛かったよ。」


桃太郎は頭を掻く。


「狸をどうなさいますか?」


晴一が。


「狸汁!狸汁!」


晴一は狸を台所の棹に括り付ける。


「今度作るわね。」


━━━━━━━━━━


3日後、桃太郎と晴一は畑に出掛け、寧姫は夕御飯の支度をしている。


(コンコン、トントン)


「もう悪さをしないから縄を解いてよ。」


狸が訴えかける。


「解いたら、また悪さをするんでしょ?」


寧姫は狸を見る。


「もうやらないよ、約束するよ。」


狸は目を潤ませて訴えかける。


「本当に約束出来る?」


狸は何度も頷く。


「わかったわ、約束よ?」


寧姫は狸を外に連れ縄を解いた。


「やった!やった!」


狸は喜ぶ。

しかし、狸は寧姫を引っ掻いた。


「キャー!」


寧姫は顔に手を当て踞る。


「騙される方が悪いんだ!」


狸は山へ逃げて行きました。


━━━━━━━━━━


夕方、桃太郎と晴一が帰ってきました。


「ただいま戻ったよ。」


寧姫を見た2人は驚いた。


「寧、どうしたその顔!」


「ママ!」


寧姫はお昼の出来事を語る。


「酷い事を…。」


桃太郎は寧姫を抱き締める。


「いたずら狸め!」


晴一は怒りを露にする。


「皆さん、狸の事は任せてくれませんか?」


兎が3人に問う。


「どうするんだい?」


桃太郎は聞き返す。


「私が懲らしめます。」


3人は頷く。

こうして、兎が狸を懲らしめる事になりました。

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