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時を駆ける昔話  作者: シグルド
15/36

時を駆ける昔話15

鬼ヶ島に乗り込んだ桃太郎達は、鬼の棲家へ近づく。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


第15話:奇襲作戦


「トリィ、空から鬼の様子を見て来てくれ。」


トリィは頷くと、棲家へ飛んで行く。


━━━━━━━━━━


トリィは静かに棲家に入り込む。


「青鬼、次に何処の村を襲うんだ?」


青鬼が答える。


「赤鬼のお頭、次は港町近くの村を。」


赤鬼が金棒を振り翳し。


「2日後に襲いに行く、準備を整えろ!」


トリィは桃太郎達の所へ飛び立つ。


━━━━━━━━━━


「トリィ、どうだった?」


トリィは、見たままを語り出す。


「鬼の数は、20体いたケン。

棲家は、入り口が一つだけみたいケン。

2日後に、村を襲いに行くらしいケン。」


桃太郎は頷き。


「今夜、棲家に奇襲を掛ける。」


仲間達が頷く。


━━━━━━━━━━


日が落ち、鬼達は食事をして、気が抜けている。

桃太郎達は、入り口手前の岩影に潜む。


「今が好機だ!」


ノッシが入り口に突進し、扉を破壊する。


「な、何事だ!?」


鬼達が呆気にとられる。


「突撃ワン!」


シロとゴンとジロウが雪崩れ込み、鬼達に襲いかかる。


「い、痛い!」


青鬼がジロウに飛びかかられ引っ掛かれる。


「突進ボア!」


ノッシが、突進しまくり、中の物を壊しまくる。


「め、目が!?」


トリィが、鬼の目を突付く。


「くそっ、何者だ!」


赤鬼が金棒を持ち応戦を始める。


「お前ら、体勢を立て直せ!」


赤鬼の声に鬼達が纏まり始める。


「倒れろ!」


桃太郎が刀を振り下ろす。

すると、鬼の角が切れた。


「つ、角が!」


角を切られた青鬼が倒れる。


「みんな、角を狙え!」


桃太郎の声に皆が鬼の角に襲いかかる。


「つ、角はやめてくれ!」


鬼達が角を切られ倒れていく。


「赤鬼、後はお前だけだ!」


桃太郎達は赤鬼を囲む。


「こ、降参だ!」


赤鬼が、金棒を手離し、膝をつく。


「奪った物はお返ししますからお許しを!」


赤鬼は奥の岩を動かす。

すると、金銀財宝が山のように集められている。


「もう二度と悪さをするなよ?」


赤鬼は土下座をする。


桃太郎は、鬼達を治療する。


━━━━━━━━━━


そして、5日が過ぎ、甚平が迎えに来た。


トリィが、甚平の元へ行き、船を表側に着ける。


「桃太郎さん無事のようだな。」


桃太郎は頷く。


「鬼達に悪さをしないようにと言ったので、もう大丈夫です。」


甚平が頷く。


「桃太郎様、奪った物は何処に置けば?」


桃太郎は甲板に置くように指示を出す。


「桃太郎さん、これから鬼達はどうすれば?」


桃太郎は少し考え。


「鬼達は、人よりも力があるから…。」


甚平は頷き。


「鬼達よ、私の元で運搬の手伝いをしてくれないか?

働いた分お金を支払う。」


赤鬼は頷き。


「分かりました。」


こうして鬼退治をした桃太郎は、甚平の船に乗り、港町へ帰港するのだった。

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